二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
PN悠祐希
PN悠祐希
novelistID. 37045
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

魔法少女おりこ★マギカR 第2幕 【第3話】

INDEX|35ページ/37ページ|

次のページ前のページ
 

「では、いくよ!」
 はるかは、そのまま、魔獣の群れの中に飛び込み、戦いを開始した。
 圧倒的速さ、剣捌き…魔獣の数が、アッという間に減っていく。

「援護とか…必要かしら?」
 マミが、なんとなく、そう口にした。黙って見ているのが、もどかしいのだろう。
「…必要そうに、見える?」
 ほむらが、そう指摘した。
「アイツ…ほんとに、さやかの妹か!?」
 杏子が、またも驚きの声を上げる。
「とりあえず…しばらく、やらせておいてあげましょう」
 織莉子は、そう言って、ジッと戦況を見守っている。
「はるかお姉ちゃん、ガンバレー!」
 ゆまは、もう大はしゃぎだ。

 はるかは、今も、六人にかわり、一人で戦っている。
 だが、昨晩のような、独りよがりな戦いではない。織莉子の言葉を受け入れ、魔獣と戦うという織莉子達に協力する為にやってきた、同士…仲間だった。

 その、はるかの戦いを見つめる織莉子の表情は、嬉しそうであり、それでも瞳は、何か別のモノを見ているようだった。
 そして、こう口にする…
「これだけの力が集まれば…なんとかなるかも…」
「織莉子…やっぱり、この前、予知してしまった未来…」
 キリカが、そう問いかけた。
「ええ…何度試してみても…いいえ、試せば試す程、明確に見えるようになっているわ…」
 織莉子は、空を見上げ…
「《ワルプルギスの夜》と同等か、それ以上の脅威かもしれない、最悪の災厄…《ザ・セブン・デアデリィ・シンズ》の訪れが…」