P3X~ERROR WORLD~ 1‐1
「なに話してんの~?はやくいくよ~」
「あ、まってメイ様~」
「だれがメイ様だ!」
~タルタロス2階~
「え~今日は寄り道しないでさっさといけるところまで行こうとおもいま~す」
「え~…メイそれきつくない?私たちまだLv2だよ?」
「大丈夫、最強の装備なら持ってるから」
「よくそんなものかえたね…」
「え?いやいや、え~っと…
親戚からの荷物の中に一通りはいってたから…」
「どんな親戚よ…」
「とりあえずハイ、これゆかりのね」
メイはゆかりに弓(元始弩弓)とメイド服をわたした
「……なにこれ」
「なにって…メイド服だよ?」
「いやそれはわかるよ…けどなんでメイド服!?」
「大丈夫それなりの防御力はあるから」
「う~…」
「んで、ジュンぺーはこれね」
「おぅ待ってました、さて俺のは…」
メイは釘バットとレッドバミューダ(海パン)を渡した
「…っておい!これやばくねぇか!?」
「なにが?」
「なにが?っじゃねえよ!!
これはなにをテーマに決めたんだ!?
『ちょっとあぶないスイカ割り』か!?」
「んじゃそれでいいじゃん」
「よくねぇよ!!もっとましなのアンだろ!」
「しょうがないなぁ…じゃあこれで」
メイはしぶしぶマサカドの刀と男気の甚平をわたした
「…あんじゃねぇか」
「さっきの方が面白いのに…」
「よかねぇよ!!」
「防御力はさっきの方が上だよ?」
「まだこっちの方がいいよ!」
こうして探索が始まった
~数分後~
ゆかりと順平は疲れ切っている…
「すこしやすもうよ」
「だ~めっ!」
「え~…」
「んじゃそこのバスタードライブ倒したらさっさと帰ろう」
「もう限界なのに番人を倒すのかよ…」
「んじゃレッツゴ~」
「うへぇ…」
バスドラに
挑んでみたが
レベ足りず
ジュンぺーたちが
すぐさまやられる~
メイ、ごり押し心の短歌
しかしなんとか倒したのでジュンぺー達を生き返らせて帰ることにした
~次の日~
ゆかりとジュンぺーは疲労になった
「つかれた…」
「リーダーきつすぎ…」
「えぇ~?そぉ~?」
「おまえLvが低いとすぐ疲労になるって知ってるだろ」
「あんたには聞いてないから」
4人は登校して行った
~放課後~
授業の終わりとともに
ミコトとメイのところに順平と友近が来た
「なぁ、これからこいつとハガクレ行くんだけどお前らも来るか?」
「おっす、おれ友近」
「よろいしく」
「んで、くる?」
「「行く」」
こうして4人でハガクレに行くことになった
~はがくれ~
右から友近 ミコト 順平 メイの順番で座ってラーメンを食べている
「かぁ~…やっぱここの味玉はいいわ~
親父!味玉もう2個!」
「よく食べれるなぁ…」
「ん?ミコトお前食わないの?」
「え?あぁくぅくぅ」
ミコトと友近が話している
「な?特製の方がうまいだろ?」
「うん!普通のやつと値段の差が20円ってのがいいよね!」
「そこかよ…」
反対側でメイと順平が話している
「「!?」」
2人の脳内にカードが浮かぶ
2人は“魔術師”のコミュを手に入れた
「んじゃ、しめにハガクレ丼食おうぜ」
「まだ食うのか~?」
「ったりめぇだろ」
「んじゃ、アタシはさき帰るね」
「「おう」」
「ずりぃ…」
日が暮れるまでミコトは順平達と過ごした
~その夜~
「腹いてぇ…」
ミコトはお腹を壊した
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~朝~
「うぅ…はらいてぇ…」
ミコトは腹を押さえながら自室から出てきた
「クソあいつら…なんでもかんでも頼みやがって…
なんで俺の分まで頼むんだよチクショウ…」
小さい声で文句を言いながらラウンジへむかった
~ラウンジ~
「ん?あぁミコトかおはようさん」
ラウンジには順平とメイがいた
「…………(ギロ)」
「んだよ…昨日は悪かったよ…」
「なにが悪かっただ!俺は何回もいらんと言ったはずだ!
それなのにラーメン3杯も頼みやがって…」
「いやね、友近は俺の親友でもあるし
それにあいつこの世でラーメンが一番好きだし…」
「ハガクレ丼2杯頼んでいたが?」
「いやあれだよ、ちょっと遅れての転校祝いでもあったし…」
「……ったく…今度からはやめてくれよ…」
「肝に銘じておきます」
ミコトと順平がそんな会話をしている横で
「っぷ…いいざま…」
「聞こえてんぞメイ」
「はて?何のことでしょうか?」
「とぼけんじゃねぇ!!」
ミコトは胃薬を飲んで登校していった
~校門~
「そう言えばメイ」
「なに?シスk―――」
「やめてくれ!!」
登校中の生徒たちがちらちらとミコト達を見ている
「前からいってるだろ!シスコン言うなって!」
「知らないわよ、んでなんか用?」
「この流れ何回目だよ…
そいで用ってのは今日から部活入れるじゃん」
「だから?」
「いやこの質問からしてどうこたえるかわかるだろ!?」
「教えるわけないじゃん、同じ場所にされたら困るし」
「おまえ…兄をとことん痴漢にしたいようだな…」
ミコトがそうあきれるとチャイムが鳴った
~放課後~
ミコトは真っ先に運動部の部室へと向かった
「俺ははなから決まってんだよ…
おれはいつも陸上部って決めてんだ」
ミコトは陸上部が活動しているグラウンドへ行った
~一方 メイ~
「えと…ツカレトレールとカツサンドください」
購買で買い物をしていた
~ミコト~
陸上部の顧問の竹ノ塚(物理の教師)が集合をかけた
「え~今日からこの部で活動するミコト君だ」
「どうも」
「おっす、おれ宮本、教室で見たことあるだろ?」
「あぁ、常にジャージの」
「そうそう
とりあえずこれからヨロシクな」
「あぁ」
ミコトは無事戦車コミュを手に入れた
~メイ~
「あ、やばたこ焼きとモロナミンG買わなきゃ」
トイレに行っていた
~ミコト~
「そういやあいつバレー部にでも入ったのか?
さっきから姿が見えないが…
ん~…まぁいいか」
グラウンドを走っていた
~メイ~
「さてと、じゃあそろそろ運動部に入るか」
メイは用事を済ませてグラウンドへと向かった
つまりテニス部にはいるのだ
~グラウンド~
「しくじった…
見学してから入部すればあいつと鉢合わせなんかしなかったのに…」
メイは落ち込んでいる
叶先生(BBA)が集合をかけた
「というわけで~新しい仲間が増えました~」
「明神 メイです、よろしくお願いします」
「「「よろしくー」」」
とりあえず歓迎された
「えっと、2年のリーダーって誰だっけ?」
「…私です」
メイのもとに女子生徒が来た
「んじゃあとよろしく~
先生なにもわからないから~」
「…わかりました」
そういって叶先生は帰って行った
女子生徒たちの小言が聞こえてくる
「わからないから~だって」
「似てる似てる、カワイコぶる歳じゃないのにね」
「ほら!練習練習」
部員たちは練習へ戻っていった
「明神さん…だよね
私は岩崎 理緒、同じ2年よろしくね」
「よろぴ…よろしくね」
「……いま古い言い方しようとしてなかった?」
「な、何のことかな?」
こうして1日が過ぎていった
作品名:P3X~ERROR WORLD~ 1‐1 作家名:にょろさん