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ストライクウィッチーズss集vol.1

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エイラ・芳佳(大事になってる…!?)

ミーナ「今説明した通りです。エイラさん、宮藤さん、これに間違いはありませんか?」

エイラ「ち、違うゾ中佐!あれは…」

芳佳「そ、そうです!昨夜のは、そういうのじゃないんです」

バルクホルン「じゃあ何だというんだ?」

エイラ「あれは告白の練習だったんだ!」

バルクホルン「そんな嘘が通用するとでも思っているのか!」

芳佳「エイラさんの言ってることは本当です!」

美緒「ふむ…。では何故、宮藤は今朝寝不足だったんだ?」

エーリカ「それに、ミヤフジも満更じゃなさそうに返事をしてなかった?」

芳佳「それは…」

リーネ「ヨシカちゃん…信じてたのに…」ウルウル

芳佳「リーネちゃん、違うの聞いて!皆さんも聞いてください!実は…」

事情を説明中。

ペリーヌ「なるほど…そういうことでしたのね」

シャーリー「悪かったな二人とも。騒ぎ立てて」

エーリカ「良かったねー、トゥルーデ?」ニヤニヤ

バルクホルン「わ、私は別に…」

ルッキーニ「でもでも、そしたらエイラの好きな人って誰なのー?」

エイラ「え?」

シャーリー「確かに。これだけ皆を騒がせたんだ。気になるよな?」

美緒「まぁ、これ以上はプライベートに関わることだ。あまり詮索するのはよしてやれ」

ルッキーニ「うにゃー…気になるよぉ…」

???「皆、ここにいたんだ…」

エイラ「さ、サーニャ!」

サーニャ「皆がどこにもいないから、探しちゃいました…。集まって何をしていたんですか?」

エイラ「あー、その、ええと…」

芳佳「エイラさん、チャンスですよ」

エイラ「ええっ、そんな…待てミヤフジ!皆もいるんダゾ!?」

芳佳「上手い具合にどこかに誘い出すんですよ」

エイラ「どこかって言っても…」

サーニャ「エイラ?」

エイラ「う、ぁ…サーニャ、その…ちょっとイイカ?」

サーニャ「え、うん。けど、会議は良いの?」

エイラ「もう終わったから良いんダ!」

エーリカ「ミヤフジ、もしかしてエイラの好きな人って…」

芳佳(頑張ってください、エイラさん!)

基地近辺、海岸。
サーニャ「エイラ。ねぇ、エイラ」

エイラ「」

サーニャ「私、全然話がわからないんだけど…何があったの?」

エイラ「……サーニャ」

サーニャ「?」

エイラ(伝えなきゃ。昨夜、あれだけ練習したんダ。だから…)

エイラ「サーニャ、す…す…」

サーニャ「す?」

エイラ「す…スオムスの義勇独立飛行隊について知ってるカ?」

エイラ(何を言ってるんダ、ワタシハー!!)

サーニャ「え、うん。知ってるけど…。507のベースになった部隊でしょ?」

エイラ「そ、そうダゾ」

サーニャ「それがどうかしたの?」

エイラ「ち、違うんダ、サーニャ。こんなことを言いたかったんじゃなくて…」

サーニャ「じゃあ…?」

エイラ「あ、そ、そうだサーニャ!あの整備士のこと…」

サーニャ「え…?」

エイラ「あ…」

サーニャ「…どうしてエイラがその事を知ってるの?」

エイラ「」

サーニャ「エイラ。…見たの?」

エイラ「」コクッ

サーニャ「そっか…」

エイラ「サーニャがあの整備士と仲良さそうにしてるのが気になったから…」

サーニャ「」

エイラ「サーニャ、あの整備士のこと…好き、なのカ?」

サーニャ「……ううん。ただ、少し話してみたら思ったより話せただけよ」

エイラ「そうだったノカ…。良かった…」

サーニャ「え…エイラ?良かった、って…?」

エイラ「あ、え、えと…な、何でもないんダ!だから気にスルナ!」

サーニャ「そう…?」

エイラ「うん」

エイラ(今は伝えられなくても、いつかは…)

エイラ「戻ろう、サーニャ」

サーニャ「そうね」