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緋弾とニートと愚昧な武偵

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 もちろん抵抗はするヨ?死にたくないからね。彼女が拳銃で発砲してきたので逃げることはせず逆に懐に入り込んで彼女の腕を脇に挟み固定する、


         ダンッ!!ダンッ!!、ガキン!!
 彼女は反射的に拳銃の引き金を引いてしまうだが今の音で弾切れになったのはわかった・・・・あとはあれを奪えば詰んだな。

               「フンッ!!」

 彼女は弾切れになったのを気付き、太もものホルスターに銃を素早く収め 柔道で言う背負い投げの要領で俺を投げ飛ばす、この動きはバリツか?

 バリツとは正式はバーリトゥードゥ(Vale Todo)ポルトガル語では『何でもあり』つまり日本語では総合格闘技、または徒手格闘のことで 打撃、投げ、関節技を用いた武偵活動をやる上では必要な戦闘技術の一つだ、彼女は対格差を気にすることなく俺は体育倉庫から投げ飛ばされる、俺はでんぐり返しの要領で投げられたときの勢いを殺し、体制を整える。

「徒手格闘もできるのかい?」

 俺は余裕のある態度で挑発気味に感心する 別に貶している訳ではないし、頭に血をのぼらせることができれば.....『俺は 負けない・・・』

「逃げられないわよ!!、あたしは犯人を逃がしたことは一度も無い!!」

 彼女は自分の太ももの裏を弄って何かを取り出そうとしている、だが・・・・。

「アレレ?」

 無いんだよねこれが、俺は彼女から取り上げた弾倉(マガジン)をポケットから出して見せる

「ああ!!、あたしのマガジン!!、返せ!!」

 俺はそれをあさっての方向に投げて彼女の気をそらさせるが彼女は無用の長物になってしまった拳銃をもう一方にホルスターに戻して今度は背中から刃渡り大体50cm程度の小太刀を二振りを取り出し切りかかって来る。俺はあえて、その動作中に驚いたフリをした単純すぎる罠に嵌める為にな・・・最もこの罠にかかるかだけど。

「この強猥男!!、神妙に・・・・!! みゃう!!」

          ステン!!⊂⌒~⊃。Д。)⊃
 
 彼女は新種のネコ科動物のような声を上げ、盛大にズッコケた ・・・まさか、ここまで予想通りになるとは思わなかった、俺はあらかじめ彼女から取り上げた弾倉から銃弾を何発か抜き取り、弾倉をあさっての方向に投げて視線をそらした隙にその銃弾を地面にばら撒いておいた、結果 彼女はそれを踏んだ際、銃弾がベアリングの役割し、コケた、彼女は目を回しながら小太刀を杖のようにして起き上がろうとするが、またコケる。

 よし!!逃げよう、俺は足をとられている彼女をほっておき、この場から離脱することにした。

「に、逃げるな〜!!、卑怯者〜!!、でっかい風穴空けてやるんだから〜!!」

キンジside end

アリアside

 もう!!、今日はなんて日よ名前も知らない男に服を脱がされそうになるは、そいつにあたしがあしらわれるは、でもうウンザリ!!、・・・あたしはやっぱり欠陥品でしかないのかな....?、いつも一人でこれまで戦ってきたもちろん一人の犯罪者も逃したことはなかったでも、今日はじめて取り逃がした。
 なんで、うまくいかないのよ?....

                ズザッ....。
 あたしは何か引きずるような音を聞いた、とっさに物陰に隠れて様子を見る、またあの二輪だったら今度こそ、あたしはやられる!!、がどうやらあたしが警戒していた奴じゃないみたい、あれは・・・一般高校の生徒?
でも、念には念を入れて・・・行ってみるか
アリアside end


鳴海side

 イテェ〜、脱臼程度で済むかと思ったのに間接やっちゃったなこれは.......。
 僕は自己責任の下でデザートイーグルを撃った訳なのだが、少しは安全面考慮してください少佐、情けなくなるくらい痛いです。僕は痛む腕を支えながら、近くに止めておいた自転車に手を掛ける、取りあえず学校に行かなくちゃ、初日から大遅刻は拙すぎる。

           「動かないで!」
 僕はその言葉に足を止める、振り返ってみるとあのとき自転車に乗ってた人を助けた、女の子だ、けど
彼女は銃を持って僕の眉間に当たるように突きつけてくる、成程、抵抗したら撃つか...。

「アンタ、何でこんな所にいるの?、一般高校の生徒はここには用が無いでしょ?」

 どうやら一般高校の生徒に見られているらしい、当たり前かここの制服がまだ手元に無いからこれ着てるるんだからね、一応これを先に発行してもらってよかった、でなきゃ僕は牢屋行きだからね。

 僕は彼女を刺激しないよう内側のポケットから手帳出す、その間にも妙なことをすればすぐ撃てるように彼女は更に銃を突きつけるだが、中身を開いたらすぐに銃をを収めてくれた。

                東京武偵高校
第二学年 探偵科(インケスタ) 藤島鳴海

「よろしく、小さな武偵さん」

僕はその場で意識を手放した。

「ちょ、アンタ、ねぇ!!.....」

鳴海side end
作品名:緋弾とニートと愚昧な武偵 作家名:札守