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グレートゴンザレス
グレートゴンザレス
novelistID. 39578
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バイオの世界で武器商人に

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一応謝る俺。

そんなことより、2体のガナードに手無しで戦うのはキツイ。
2体のガナードが近寄り、俺とルイスはゆっくりと後退する。その瞬間

ガキン、ガシャァン

手錠が勢いよく壊れて地面に落ちた。
どうなってんだ?
だが今はそんなことを考えてる暇はない。

その汚れ切った手でレオン君に触ろうとしたガナードどもを潰すのが先だ。

ルイスは腰から銃を取り出す。
ハンドガン(レッド9)

欲しい

俺も腰からブラックテイルを取り出す。

「いくぞ、サム!」

「ああ!」

パンパンパン・・・

「ンハアアァァ・・・」

2体のガナードが倒れた。

「よし、片付いたな。レオン、レオン?」

ルイスがレオンに駆け寄る。

「ぅ、ケホッケホッ」

レオンが目を覚ました。

「レオン、目ェ覚ましたか。」

「ルイスか、ここは・・・?」

「それがよく分からない。なあサム。ってあり?」

ただいま絶賛爆走中のサム。
今レオンと会うわけにはいかない。

後で「こっちだ」やりたいw
そして、からの「いい武器があるんだ」w
いいっすよね

よし、渓谷に行こう!
しかし、その道中でもガナードと遭遇する。
邪魔邪魔、もうめんどくさいからショットガンで蹴散らすとしよう

まったくもう、俺の邪魔をするからだよ

後ろに横たわっているガナードたちに言い聞かせる。

そういえば、エイダより先に鐘ならしたかったなあ。
あ、エイダじゃん

さっき手錠破壊したの、エイダだね。ハイ、解決
エイダも見てみたいな~

その後、適当にハンドガンを打ちながらガナードは殺さずに、とりあえず倒しといた。
それと、練習がてら弾薬節約のためにナイフ攻略をすることにした。

「イアァアア(食べたい)」

来るな
コノヤロ!

ナイフで顔面を切りつける

「アァアァアアア!(サドラー様ァ!!)」

近づいてレオンの真似してハイキックでもかましてやろうかと思ったが、

「足とどかねえ!!」

ヤクザキックしか出来ないと知ったサムはひどく落ち込んだのであった。

やっと渓谷についたぜ

道中、3,4匹の村人と会ったが、ハンドガンという挨拶をして倒さずに進んだ。
倒したらレオン君にばれちゃうからね。

ここも初心者にとってはかなりの難関のはず、敵がうようよしてる。
さて、私はここでレオン君を待つとしますか。





sideレオン

さっきルイスが言っていたサムという人間が気になるが、今は任務の方が先だ。
大統領の娘を探すとしよう。

とりあえずこの村を抜けなければな。

「レオン?また縁があったら会おうぜ!」

ルイスは肩に銃を担いでのそのそと出て行った。

ふと机の上を見ると、カビが生え、ひびが入っている他に、一枚の紙を発見した。
その紙に目を通すと、
「どうしてこんなことになってしまったのだろうか。ここの村は皆が助け合って暮らしているとてもすばらしい村だったはずなのに。なのに、あの男が来たせいで、この村は変わった。それにしてもこの騒動はいつになったら治まるのだろうか。」

思わず俺は手を顔に当てて考え込んでしまった。
何がこの村を変えてしまったのだろうか。
大統領の娘を奪還した後、俺はどうするべきなのか。

様々な考えが頭の中を飛び交い、軽いパニックになってしまった。

しかし、外にいるのは気が狂った村人達、いつ大統領の娘が殺されるかも分からない。

とりあえず助ける

俺の頭で、そういう結論に至った。
助けてから考えよう。
今までだってこうしてきた

扉をゆっくり開ける。

「レイレイロー!(鼠だ!)」

「ハンニャラリバー!(そこいいたのか!)」

いきなり複数の村人い愛された。
仕方ない、愛の弾丸、その胸で受け止めてもらおう。

・・・やっぱり頭で頼む。

さっきショットガンをはめる型があったが、すっぽり抜けていたな。
すっげえ欲しかったぜ馬鹿野郎。

ハンドガンを腰から取り出す。
とりあえず手ごろな位置に移動し、村人達を誘導する。

一番手前にいる村人が鎌を振ってきた。

「クッ!」

村人の腕を下から受け止める。
鎌の先が眼前で止まる。

「ウォラッ!」

腕を一気に押し上げて村人の胸を蹴り上げる。

「フンォォ!」

村人は意味不明な言葉を発し後ろに吹っ飛ぶ。
それにつられて後ろの村人も尻餅をつく。
そこで間髪いれずにヘッドショット。

村人はうめき声を上げている。生きているようだが無視することにしよう。
村人を踏んで進もうとしたらあろうことか、村人でズリッといってしまった。
そのままコケル俺。
誰にも見られなくてよかった。

ドサッ

前にヘッドスライディングするような感じで転んだ。

「ヌウスサアア(ダッセ)」

「ヘロリーィア(爆笑~)」

村人が変な目で見てる気がするのだが気のせいだろうか。

「チッ」

ハンドガンで膝下を打ち抜く。
村人はコケる。

あばよ村人ども

出口に向かって走り出した。

悪夢な村を飛び出した俺はそのまま坂を上る。
工場に突っ込み、村人達をサクサクと倒しながら工場を抜ける。
途中、ハーブや手榴弾を拾った(超嬉しい)

工場を出る間際、出口付近に大きなシルエットを発見したレオンは、近くのドラム缶に隠れる。

(アイツは、さっきの・・・)

村長に部屋に連れて行かれたことを思い出した。

(もしかして、奴のせいでこんなことが・・・)

だが、今このハンドガンだけで勝てる自信は微塵もない。
俺はそっと引き返し、窓から外に出た。

どうか気づかれないように、と祈って工場を後にした。
また走っている最中に何人かと村人に出くわしたが、声を出されるとまずいので気づかれないようにして逃げる。
レオンにとってはコレくらいは容易いことは、読者でも想像できるだろう。

「落ち着いたか、ここは?」

外に出ようとすると、奥の窓から黒いフードを被った男が

「こっちだ」

と言う。
いかにも怪しいが、今の俺に行かないという選択肢はない。
敵意もなさそうだし、言ってみることにした。




sideサム

誘導成功。

レオンがこれからこちらに向かってくるだろう。
とりあえず青い炎は無理なので、赤い炎にしておこう。

炎がともった棒を地面に突き刺し、レオンを待つ。

レオンがハンドガンを構えながら近寄ってきた。

「まあ、そんなに早まるなって。いい武器があるんだ。」

「何?!」

俺はローブをしたから開く。
そこにあるのは、銃やら宝やらですごいことになっている。

「これ、どうやって?」

「俺は武器商人だ。買ってくか?お宝を売れば金にするぜ」

レオンは少し考えたようだが、

「分かった、スピネルは金にならないか?」

あまり価値はないが、レオン君だし高値で取引をするか。

「いいだろう。今回は特別だ。スピネル3つで10000ペサタで交換してやるよ。」

「ならいいだろう。武器は何がある?」

「今売れるのは、ショットガンとハンドガンのみだ」

そのとき、レオンの後ろに村人が近寄った。

「アロアロッターース!!ディスハーエイン!!!カミーン!!(ここだ!ここに人間がいるぞ!!)」