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グレートゴンザレス
グレートゴンザレス
novelistID. 39578
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バイオの世界で武器商人に

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レオンがこっちを睨んできたが、俺はライフルの練習がしたかったの。

ライフルを取り出し、スコープで狙いを定める。
レーザーポインターとかがあったらいいのにな。

レオンがショットガンを取り出した。

俺も狙いを外さないように、レオンに当てないように、と。
スコープの倍率を上げ、スコープと発射口とのズレを計算し、少し左に狙いをずらす。

パシュン

村人の頭にきれいに命中した。
しかし、村人の頭から寄生虫が出てきた。

それも落ち着いて頭を打ち抜くことで解決。

レオンも複数の村人相手に奮闘中、これ以上迷惑はかけたくないので、寄生虫が出ている村人だけを狙撃。
外すこともあったが、とてもいい練習になった。
梯子を降りて、レオンと合流する。

「この先に、鍵が・・・」

2人で洞窟の中に入っていった。
そこにあったのは

「これか・・・」

そこにあったのは、水晶
よし、目の前にボートまである。どうもご親切に。

またもやボートに乗り込み、デルラゴと戦う前の桟橋に戻る。

「よーし、レオン。教会に乗り込むぞ」

「ああ、アシュリー・グラハムがやっと救出できる。」

エルヒガンテのことを忘れている2人。

「帰りに気を抜くなよ」

「サムが一番抜けているように見えるが」

俺は無視して歩き出した。
レオンもやれやれ、といいた表情で着いてくる。

「この門を潜れば教会だよな?・・・って、ええ?!」

門が開いて大量の村人が入ってきたが、目的は俺らを殺すことじゃなく、何かを無理やり引きずり込もうとしている感じだった。
エルヒガンテ事と忘れてたわ。

エルヒガンテが入ってきて、原作どおりに村人を殲滅。
残るは俺ら2人ってか。

「やるぞ、レオン」

「そうだな」

レオンはショットガンを取り出す。
俺も真似してショットガン。

レオンが近くにいると勝利を確信するんだがw





エルヒガンテ

プラーガに寄生され、ガナードとなった人間に遺伝子組み換えを施すことで誕生した醜悪な容姿の巨人。
体は普通の人間の数倍大きく、その体躯に見合った怪力を兼ね備えている。
名はスペイン語で「巨人」だ。

ゲームの中じゃ、大して強いというわけではないこの巨人
だが、実際目の前に立たれると圧力が半端じゃない。

そこらで転がっている村人達が、巨人に理性がないことを示す。
サドラー、こんなもの作って・・・ほんと誰得だよ

「レオン、ダウンを狙うんだ」

「ああ、そのようだな」

エルヒガンテが動き出した。近くの木をつかんで、片手で引っこ抜く。
そして、それを俺に向かって投げつける。

「ぬおっ!」

コントロールは正確で、動かなかったら確実に俺はバラバラだろう。
なんとこ横に全力で飛んだために回避した。
その木は小屋にぶつかり、小屋は木っ端微塵になった。

「ひゃあ、あっぶねえ」

レオンは、その隙を見逃さずショットガンをエルヒガンテの頭部に向かって撃っている。
エルヒガンテは怯み、苦し紛れにレオンを掴む。

「うぐ・・・」

まずい!レオンがもがいてる!
すぐさまエルヒガンテに近寄り、ショットガンを構える。
狙いを定めて顔面にぶち込む。

「ヌガアアア」

エルヒガンテは大きく後ろにのけ反り、転んだ。
よし、今だ。

「レオン、ライフルだ」

レオンがライフルを取り出す。
俺もライフルを取り出す。真似とかじゃなく、今回はガチで。

エルヒガンテが起き上がる前に3発は撃ちたい

レオンは3発撃ったみたいだが、俺みたいな素人は1発しか撃てなかった。
しかし、エルヒガンテは起き上がると同時にもがき始めた。

「あれだ!あの頚椎から出ている寄生虫が弱点だ!」

するとレオンがライフルを放り投げてエルヒガンテに向かって走り出した。
俺はマシンピストルを取り出して、顔面に乱射する。

顔面はほぼ潰れたな。

レオンも相当切ったみたいで息が切れている。

エルヒガンテが起き上がった。
少なくとも目は潰したから俺達を目視することは不可能だ。
これからどう料理しよう。

「・・・・・・!!」

エルヒガンテが声にならない咆哮をあげたとき、エルヒガンテの体に変化が起きた。
ところどころ皮膚が裂け、血が噴き出す。と同時に寄生虫が出てきた。
全てに1つずつ目があり、首付近から出現した寄生虫は顔を覆い、一つ目小僧のような顔になった。
なお、口も寄生体によって形成されているが、声までは出ないようだ。

「うっ、これもキモい・・・」

「はは、泣けるぜ」

レオンがハンドガンで目玉を攻撃する。
目玉に弾丸が貫通し、目を閉じる寄生虫だが、すぐに目を開けると元通りになっている。

「化物かよ」

「そうだよ、レオン君」

当たり前のことを言った俺だが、これはまずいな。
寄生虫ってこんなにいるのかよ。ガナードを改造しただけじゃないのか?
あと1回本体の寄生虫を出してくれれば勝機が・・・

「サム、手榴弾は?」

「無いでござる」

「チッ」

舌打ちされた

エルヒガンテもさすがに動き出した。

「速ッ!」

さっきのエルヒガンテに比べると、もう手榴弾を当てられなさそうなぐらい速い。

「おい、エルヒガンテって、こんな速いのか?」

レオンに聞いてみた

「知るか!こっちが聞きたい」

ここで最強マグナムがあれば形成逆転できたのに。
とりあえずショットガンを取り出す。

レオンも同じようなことを考えていたらしくショットガンを取り出していた。

コレならあの目玉どもを跡形もなく消せるだけの威力はある。

レオンがショットガンを目玉に向けて撃つ。が、距離がありすぎてあまり効果がない。
くそ、でかい図体のくせに何故にそんなに俊敏な動きができる。

これがもともと1人の人間だったなんて思えない。思いたくない。

エルヒガンテはなおも止まらず攻撃を仕掛けてくる。
いるよな、デブのクセに速い奴。

こんなことを考えてる間に寄生虫はどんどん増殖する。

苦し紛れにショットガンを撃つ。
しかし、目玉が1,2個弾けるだけ。
さらにショットガンを撃った後の硬直がまずかったらしく、エルヒガンテに掴まれてしまった。

「クソッ・・・!」

「サム!」

レオンがライフルに持ち替え、頭部の目玉を撃った。
そしたらエルヒガンテは多少だが怯み、そのすきにサムは手をこじ開けて脱出した。

着地したと同時に激痛が走る。
肋骨が1,2本逝ったようだ。

「レオン、ダメだ。今、俺らはコイツに勝てない。一旦退くぞ」

「あ、ああ。俺も弾薬が少なくなってきた。」

ワオーン!

「「?」」

がけの上に現れたのは、犬

「何だァ?犬?」

「あの犬は・・・」

レオンのが助けた犬だろう。分かっていたが知らないフリ。
今この場で引くと犬は間違いなく死ぬか。そんなことはさせない。

「サム、行くぞ」

「そうだな」

エルヒガンテが犬の方を向いた。
ズシン、ズシンと足音を立てながらゆっくりと犬に近づく。

「させるか!」

レオンがライフルで頭部を狙撃する。
俺はすぐに近づき、ブラックテイルで頭部を撃ち抜く。

「・・・・・・・・!」

エルヒガンテが悲鳴をあげているのが分かる。

「サム」