~NOVELIZE 78th~
−翌日、舞浜高校2年C組−
美月「はぁ…」
優奈「美月らしくないやん、ため息なんかついて。何かあったん?」
彼は柴崎優奈、小学校からの幼なじみだ。
帰宅部なのにスポーツ万能で頭も良くて彼氏持ち。
何でも気軽に相談できる親友だ。
美月「いや、ちょっとな…バイトするか悩んでるねんけど」
一応、仕事の内容は伏せて相談してみる。
優奈「ん?どんなバイトなん?」
美月「あ、内容はちょっと…」
優奈「えー?内容分からんかったらアドバイスのしようもないで」
拓真「興味あるんやったら、一回やってみたら?」
彼は川嶋拓真、高1・高2と同じクラスの友達。
文化系の行事ではいつも中心メンバーに名を連ねている。
持久力と瞬発力以外の運動神経は無いに等しい。
美月「んー…」
やっぱり事情を話さずにアドバイスしてって言うのは無茶過ぎるかな…
…
結局、私ははやてさんを頼る事にした。
すると「似たような体験をした人がおるから、紹介したげる」という返事がきた。
数日後、指定された場所に行くと時空管理局の局員だという人がいた。
その人に連れられて向かったのは、時空管理局地上本部の近くの訓練場。
局員「高町教導官、お連れしました」
??「ありがと〜」
高町教導官と呼ばれた女の人が返事をする。
すごく優しい雰囲気、それでいて凛とした雰囲気を併せ持っている人。
??「森山美月ちゃんだよね?私は高町なのは、時空管理局教導隊の教導官だよ。んと、簡単に言えば実技指導の先生みたいなものかな」
美月「あ、よろしくお願いします」
なのは「はやてちゃんから話は聞いてるよ。立ち話も何だし、ちょっと移動しようか」
美月「あ、ハイ」
作品名:~NOVELIZE 78th~ 作家名:かもかの鴨