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終わりなき境界線上のエデン EPISODEⅠ

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良介はアデーレを抱えたまま逃げているが、そこへ、オリオトライがやって来た。
オリオトライ・真喜子「逃がさないわよ!!。」
宮本良介「ちっ!!。」
良介はアデーレを抱えたままでは、攻撃や防御しようにもできない。一方、良介、オリオトライの後を追う浅間・智。すでに、彼女の射程範囲まで迫りつつであった。
トゥーサン・ネシンバラ「ペルソナ君!。足場お願い!。」
ダッ・・ダンッ、ダッダッダッダッダッダッダッダッ・・・・サッ・・・。
向井・鈴を左肩に乗せている上半身裸でバケツヘルムを被った大男ペルソナがやって来た。彼は、浅間に手を伸ばした。
浅間・智「ふっ」
ペルソナの右手の掌に飛び移り、弓を構える浅間。
浅間・智「地脈接続!。」
キュウウウウウ・・・ウィンッ・・・・パシュゥゥゥ・・・。
彼女の左目の翠の義眼「木葉(このは)」が発動し、遠くいる良介、オリオトライへの照準を開始した。
浅間・智「どう見ても教師と言うよりリアルアマゾネス・・・・それに比べて、彼って・・・滅茶苦茶でワイルドな風貌しているけど・・・何というか・・・勝つためならなんでもする方かな?・・・でも、どこか・・・不思議と近寄り難い雰囲気はないけど・・・。」
良介から何かをを感じる浅間。一方、良介を追うオリオトライ。
オリオトライ・真喜子「今度こそ・・・死亡フラグゲットよ!!。」
オリオトライが屋根上に着地しようとした瞬間・・・・。
オリオトライ・真喜子「えっ?・・ああああああああああああああああああっ!!。」
ツルッ・・・シュウウウウウウウウウウ・・・・ヒュウウウウウウウウウ・・・ドオオオン。
ミシラ三世「!!!。」
なぜか足元が凍らせており、オリオトライはすごい勢いで滑り出し、干物料亭、"干るす"に直撃、店は見事に大破した・・・・・。
浅間・智「!!・・・・今のは一体、何が起きたの!?・・・せ、先生がなぜか・・・氷に滑って・・・すごい勢いで店を突っ込んでいちゃったのですが・・・でも、チャンスかも知れない・・・この機を逃さず、一撃で決める!!。」
標準を良介を向ける浅間。彼女の本領発揮する見せ場である。
浅間・智「行きます。浅間神社経由で神奏術の術式を使用しますよ!。」
カチャッ・・ブゥンッ・・・ポンッ。
彼女の首元にあるハードポイントが開けて、 鳥居の紋章から巫女風の走狗、ハナミが現した。
ハナミ『きゅうう・・えへへへ・・・。』
ハナミの表示枠『接続 浅間神社・走狗:サクヤ型01:確認、浅間神社に接続しました。修赦・奏上・神楽、走狗にて完遂。浅間・智 様、御利用有り難う御座います。加護の選択をどうぞ。』
浅間は、ハナミから加護の術式をもらうようだ。
浅間・智「浅間の神音借りを代演奉納て用います!。ハナミ、射撃物の停滞と外逸と障害の三種祓いに照準添付の合計四術式を通神祈願で!!。」
ハナミ『神音術式、四つ、だから、代演、四つ、いける?。』
浅間・智「代演として昼食と夕食に五穀を奉納!。その後二時間の神楽舞いとハナミとお散歩+お話!。合計四代演!。OKだったら加護頂戴。」
ハナミ『うーん、うん、許可出たよ。拍手。』
ハナミが拍手すると矢に術式が施された。
チュウウウウン・・・ピュン・・ドォドォドォ。
浅間・智「義眼“木葉”、会いました!」
目標を捕捉する浅間。
浅間・智「行って!」
チュウウウウウウン・・・・バシュウウウウン。
浅間が放った矢が良介を追う。
宮本良介「ちっ、おらっ!!。」
良介は、『断空剣』を放つが、避けられてしまった
浅間・智「蹴り落とそうとしても無理ですよ!。回り込みます!」
良介に迫る矢は、至近距離まで迫ってきた。そして・・・。
チュドオオオオオオオオン・・・・・。
命中して爆発した。
点蔵・クロスユナイト「・・・や、やったで御座るか!?。」
浅間・智「あ!?、ち、違います!!。手応えが軽すぎます!・・・当たってません!!。」
爆発した所から少し先に良介がいた。全身あちこちに焦げ目が着いているが軽傷で済んでいるようだ。とはいえ、かなりのダメージを受けているようだ。
宮本良介「はあ・・はあ・・はあ・・サ、サンキュ~・・ミヤ。」
ミヤ「はわううう・・・ギリギリセーフです。」
浅間・智「!!・・・妖精?。」
点蔵・クロスユナイト「一体・・何が・・・起きたんで御座るか?・・・。」
トゥーサン・ネシンバラ「妖精だ!。あの妖精が矢の軌道上に立って、ギリギリまで迫ってからバリアか何かで張ったんだ!!。それが原因で、アイツに当たったと判断して術の力と相殺したんだ。」
浅間・智「食後のアイスが……。」
ハナミ『あーあ』
向井・鈴「あ、浅間、さん……。」
落胆する浅間に心配する鈴とハナミ。
トゥーサン・ネシンバラ「ま、まさか、妖精がいるとは、予想外だった…あっ!!。」
ネイト・ミトツダイラ「・・・フンッ!。」
ネイトがアデーレの槍を良介目掛けて投げようとした瞬間・・・。
子狐「く~ん。」
ネイト・ミトツダイラ「えっ?・・・き、きゃあっ!?。」
彼女の顔に子狐が張り付いてきた。そのため、狙いを定める事ができず、外してしまった。
ブンッ・・・シュッ・・・。
ネイト・ミトツダイラ「くっ!・・・当たりませんわね・・・今のは一体?・・。」
ネイトは自分を妨害した子狐は何処かへ去っていった・・・。
トゥーサン・ネシンバラ「くっ・・・このままでは逃げられる・・・浅間君、内燃総拝気量は?。」
浅間・智「あ、年度開けで三十六になりました。だからさっきのと同じのを後九発いけますけど・・・。」
トゥーサン・ネシンバラ「十分だ。・・・けど、それは最後に取った方がいいよ。最後の詰めに使うからそれまで温存してくれ。」
浅間・智「あ、は、はい。」
一方、良介は品川付近の太縄まで近づきずつであった・・・・。