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Muv-Luv MSigloo 1 日本帝国秘録

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1995.2.23
国防省 開発会議室
「それで、今日はどの様なものを提案しにきたのかな?オリヴァー・マイ技術特佐」
「はい。先ず、こちらをご覧ください」
スクリーンにMS-06Cの図面を表示する。
「これは私の元いた公国軍で主力として活躍した機体で、ザクⅡC型といいます」
「ほう?見る限り、戦術機とは全く違う外見をしているが?」
「はい。ではこの機体の特徴を紹介致します」
「1つ、動力は熱核反応炉を使用します」
「!??」
「熱核反応炉だと?その様なものを使用して大丈夫なのかね?」
「質問はお待ちください。2つ、兵装はマシンガン、バズーカ、格闘用の斧があります。」
「・・・・・」
「そして最後、装甲は戦術核をマトモに食らっても支障がでないほどの強靭さを誇ります」
「ほう・・・・・?」
「で、先程の質問ですが、問題ありません。動力部には厳重な対核処理を施すので」
「成る程。で、この機体の開発はどのくらいで終わる?」
「早くて半年はかかります。何しろMSの技術を持っているのは私一人しかいないので・・・」
「ふむ、わかった。では開発部長の私から命ずる。このMS-06Cを迅速に製作せよ。勿論予算はきちんと出す」
「はっ!」
こうしてMS-06Cの開発は始まった。

これは、オリヴァー・マイ技術特佐のMS-06C開発計画の進行を纏めた報告書である。
1995.2.27 開発開始 設計データ構築開始
3.2 動力炉開発開始 兵装開発開始
3.9 機体フレーム製作着手
4.1 120mmマシンガン開発終了
4.7 280mmバズーカ開発終了 超硬スチール合金装甲、完成
4.19 動力炉開発終了 OM01ジェネレータと命名
4.30 MMP80マシンガン開発終了 多目的ランチャー開発終了
5.12 シュツルム・ファウスト開発終了 ヒートホーク開発終了
5.15 機体フレーム製作終了 構築開始
5.24 機体基礎OS完成 M1OSと命名
6.2 プロトタイプ(YMS-06C)完成 試験運用開始