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Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998

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同日 深夜
「失礼する」
僕は負傷した神宮寺中尉のいる病室に入った。
「・・・・・」
彼女は窓の外を見ながら虚ろげな顔をしている。
「・・・どうかしたのかい?」
「!・・・・・」
彼女はゆっくりと話始めた。
自分の出生、異母妹との喧嘩、先の戦闘での話・・・
話をしていると彼女は泣き出してしまった。
なんで私は生きているのか、なんで私は助けられたのか
そればっかりを言っていた。
そして僕はいつの間にか彼女を抱きしめていた。
「!・・・たい、さ?」
「泣きたいときに泣けばいい。君は生きている。今、僕の胸の元で」
「!・・・大佐・・・」
そのまま彼女にベットに入れさせられた僕は彼女を抱いてしまったのであった・・・

翌日
「・・・・・」
「大佐・・・すみません・・・」
僕は・・・何てことをしてしまったんだ!
彼女から求められたとはいえ、怪我人を抱いてしまうなんて!
あぁ・・・僕は・・・どうすりゃいいんだ・・・
「(大佐・・・ごめんなさい。でも・・・私、大佐のことを好きになっちゃいました///)」
そんな凉の内心を知らず、一人、絶望するマイであった・・・

1998.1.25 OMS-07F 評価試験終了
作品名:Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998 作家名:mkmk0829