Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998
第2話 洋上に暁は沈んだ
1998.4.10
北九州 帝国軍築城基地
『松口少尉!規定速度を維持せよ!松口少尉!』
「うるせぇ!俺の好きにさせろや!」
ある機体を操縦する松口少尉は興奮していた。
「ひゃっはー!この機体サイコーだぜ!!」
彼の操る機体、"暁"に彼は興奮していたのである。
「・・・MMS-07P 暁、か」
コーヒーを飲みながら機体データを見るマイ。
ちなみにMMSとは光菱重工が開発した、という意味である。
MMS-07P 暁
テストパイロット 松口・P・慶吾少尉
全高 18.8m
全備重量 68t
ジェネレータ出力 1800kw
装甲材質 超硬スチール合金
兵装 試作型80mmマシンガン
98式ビームサーベル
試作型ビーム突撃銃
試作型ビームバズーカ
98式対潜魚雷ランチャー
この機体の特徴はビーム主体の機体であることと、機動力が高いこと。
そして、「BETAを上陸前に迎撃する」というコンセプトの元に作られたということ。
ちなみに、ビーム兵装はすべて光菱重工が独自開発したものである。
・・・全くもってスゴイもんだ。
作品名:Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998 作家名:mkmk0829