二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998

INDEX|21ページ/26ページ|

次のページ前のページ
 

20:45
嵐山まで12km地点
「!?撤退信号ッ!?」
突然、後方で上げられた信号弾に驚く唯依。
既にC分隊のうち、隊長である吉見を含めて3機は撃墜されている。
又、合流しようとしたA、B分隊も壊滅し、残っているのは唯依と同級の山城と能登の三人のみ。
「とりあえず撤退するよ、山城さん、和泉!」
「「了解!」」
しかし、狙ったかのように突撃級が突っ込んでくる。
「ッ!」
一人遅れた能登の目の前に来たその刹那、その突撃級は爆散した。
「へっ、真打ちはここで登場するんだぜ?」
そこにはヒルドルブを駆るソンネンがいた。
「そ、ソンネン教官!?」
なぜかSound onlyの通信に驚く山城。
「今は少佐だ!それよりも行け!お前ら!嵐山までいけばザンジバルがいる!回収してもらえ!」
「少佐は!?」
「ここは任せろ。後から行く!」
「しかし!」
必死に食い下がる唯依。しかし、
「お前、上官に逆らうか?」
「・・・・・了解」
渋々三人は撤退する。
「さぁて、死ぬ前の大暴れといきますか・・・」
実はソンネンはここに来るまでに重症を負っており、頭から血を流している。
そんな姿を見せたくなかったからSound onlyにしていたのだ。
「行くぞ・・・!」
ソンネンは目の前の要撃級に対して、全砲弾を叩き込んだ。

20:55
嵐山まで約5km地点
「・・・嘘でしょ?」
「そんな・・・・・」
「ッ!」
彼女たちの目の前には多数の光線級と要撃級を引き連れた要塞級がいた。
「これを越えないと・・・・・!」
「で、でも!こんなにいるのにどうするのよ!」
「ッ!」
と、その時、レーザー照射警報が鳴り響いた。
「マズイッ!」
その直後、巨大な閃光が上空から降り注いだ。
あっという間に光線級と要撃級の大半を消し去った光を放ったのは
「大丈夫か!君達!」
ビグ・ラングを駆るマイだった。
作品名:Muv-Luv MSigloo 2 黙示録1998 作家名:mkmk0829