二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

Muv-Luv A Lost Human ~消えたはずの男~

INDEX|9ページ/16ページ|

次のページ前のページ
 

「こんのぉ!」
先行する鎧衣は群がる小型のターゲットを撃墜していく。
「そこっ!」
珠瀬が後方から狙撃で大型のターゲットを狙い打つ。
「冥夜!左をお願い!」
「わかった!白銀は右を!」
「わかってる!」
榊、御剣、白銀の三人で橋頭保を作り出し、
「邪魔よっ!!」
彩峰が倒し損ねたターゲットの迎撃を行う。
あっという間にターゲットの殲滅は完了した。
「あとは拠点到達ね!」
「ああ!」
拠点へ向かおうとしたその時・・・
『CPよりB分隊へ。敵拠点消滅!現ポイントで待機せよ!』
「消滅・・・・・?そんなバカな・・・」
沈黙。ひたすら沈黙。
『CPよりB分隊へ!作戦変更!未確認機の迎撃を行え!』
「未確認機!?CP、詳細を!」
『・・・・・』
「CP?CP応答せよ!」
「・・・成る程、少佐は俺らを試そうとしてるんだな?」
何かを把握したように語る白銀。
「少佐の・・・?」
「レーダーを見てみろ。高速接近する機体があるだろ?このスピードはサザビーのものだ」
沈黙するB分隊の面々。
「とりあえず!さっきと同じフォーメーションでいくよ!」
その瞬間、サザビーの自動砲塔がB分隊を攻撃する。
「えっ・・・・・!?」
四番機と六番機が倒れる。
「珠瀬っ!鎧衣っ!」
「来るぞっ!」
さらに一番機も倒れる。
「ちっ!突撃戦法でいくぞ!」
白銀が倒れた榊に代わり、作戦を伝える。
「「了解!」」
サザビーに突撃する三機。
しかしサザビーはそれをかわし、後ろを取った。
「し、しまった!」
五番機の彩峰も後部を攻撃され、撃墜される。
「このおおおおっ!」
「冥夜!迂闊だ!」
切り返してサザビーに突っ込むものの、あっさりやられる御剣。
「冥夜ッ!!!」
残ったのは白銀と敵のサザビーのみ。
「この野郎・・・!そこまで俺をコケにして楽しいのかよ!ええ!?」
白銀はヒートサーベルを引き抜き、サザビーに突っ込む。
しかし・・・
「いい攻撃だった。だが・・・・・

隙が大きすぎたな」

サザビーのビームサーベルは白銀機の頭部をキレイに吹き飛ばしていた。
『ミッション終了!各機、帰還せよ!』