二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

遊☆戯☆王ZEXAL THE ORIGINAL Ⅴ

INDEX|5ページ/7ページ|

次のページ前のページ
 

「罠カード!威嚇する咆哮!相手プレイヤーのバトルフェイズを終了させる!」

罠カードのオープンにより発生した咆哮に、シューバリエとバトラスクは揃って腰を抜かして転び、プディンセスはため息を吐き出すような仕草を見せた。

「ぬう…ナイトに恥をかかせるとは!…ターンエンドだ」

怒りの表情を浮かべたナイトだが、怒りのあまり何もせずにターンをエンドした。

「あたしのターン!ドロー」

光のフェイズに移され、カードを引いた光はカードを一目見た後に、ボクに顔を向けてきた。

「あらあら?私達のマドルチェにビックリしましたの?まあ、当然といっては当然ですわよね?」

ミス・マドルチェは腕を組み、見下すように僕達を見てきた。

「惨めな事、神様気取りの機械天使と邪神気取りの虫けら悪魔ごときに…マドルチェの民は敗けたりしませんことよ?」

安い挑発だった、彼女はとんでもないミスを犯したな…僕はそうため息を吐き出した。

「どうしたの?何もできないのかしら?そりゃ攻撃力3100のプディンセスがいたのでは無理でしょうね?あっはっはっ!」

マドルチェのモンスター達も一緒に笑いだすと、僕の隣で何かが弾ける音が聞こえた…。

「成金貴族が…ヴァイロン達を侮辱した事…後悔させてやるわ!!」

光の瞳は怒りでもえあがり、口は狂気に開いて笑っていた。

「あたしは手札から!」


「わたしは永続罠!マドルチェ・ワルツを発動!」

「ええ、私もマドルチェ・ワルツを発動しますわ」

二人はダンスを踊るが如くまわりだしポーズを決める。

「このカードがフィールドにある限り、マドルチェと名の付くモンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時!300ポイントのダメージを与える!わたしとミス・マドルチェの効果を足して!600ポイントのダメージを与えるというわけさ!」


光は僕の方を見てくる。

「大丈夫、あんたに心配はかけないわ」

光はカードを手札から抜いて見せる。

「わたしは手札からヴァイロン・マターを発動!墓地の装備カードを三枚デッキに戻し、フィールドのカード一枚を破壊するか、デッキから一枚ドローするか選ぶ事が出来る!あたしはドローを選択するわ!」


墓地の三枚の魔道師の力をデッキに戻してシャッフルし、一枚カードを引く。

「よし…」

光の瞳が輝き、ミス・マドルチェを睨む。

「よくも馬鹿にしたわね…あんたに神様気取りの機械天使達の恐ろしさ…たっぷり味あわせてあげるわ!」
光は手札を全てさらす。

「あたしは手札から!死者蘇生を発動!ヴァイロン・ヴァンガードを特殊召喚!!」

壊れた破片が集まり、元の姿へと戻る。

「更に手札から光神化発動!このカードは手札から天使族モンスターを攻撃力半分の状態で特殊召喚する!あたしはヴァイロン・ステラ(チューナー・効果、レベル3、天使族、光属性、攻撃力1400-700、守備力200)を特殊召喚!」

三角形の盾のような形をした物体が降り注ぎ、フィールドで変形する。

「手札から!ヴァイロン・キューブ(チューナー・効果、機械族、光属性、攻撃力800、守備力800)を攻撃表示で召喚!!」

隣に四角いサイコロが落ちてきて可変する…こうしてフィールドに三体のヴァイロンが揃った。

「チューナーが2体?そんなモンスターになにかできるかな?」

ナイト・マドルチェは理解が出来ないといった様子で首を傾げ、ミス・マドルチェは含み笑う。

「なら黙ってみていればいいわ…あたしはレベル4!ヴァイロン・ヴァンガードにレベル3のヴァイロン・ステラとヴァイロン・キューブをダブルチューニング!!」


「ダブルチューニングだとっ!!?」

ステラとキューブが数式となりてヴァイロン・ヴァンガードを覆い隠し、天へと登ってゆく。


「大いなる戦いの末に呼び出されし最後にして最強の観測者よ!漆黒の闇を凪ぎ払い!!止まぬ戦いの炎を消しされ!!」

マドルチェ・シャトーの夜空を凄まじい轟音と光によって照らされ、雲が晴れて太陽のように輝く球体が姿を現した。ギリシャ数字のΩのような形をしているそれは、ゆっくりゆっくりと降りてくる。


「降臨せよ!天上にして天外にして究極にして最強の観測者!!【ヴァイロン・オメガ】(シンクロ・効果、レベル10、天使族、光属性、攻撃力3200守備力1900)!!」

近づくにつれてその球体の巨大さが伺え、光の前を塞ぐように現れると光り輝きながら球体が分解し、外面が翼となりて広がり、巨大なドラゴンとも人間ともつかない機械の大天使に姿を変えて脅えるマドルチェ達を見下ろした。

「ヴァイロン…オメガ?…」

マドルチェの二人も、息をするのも忘れて見上げていた。

「ヴァイロン・オメガが特殊召喚に成功したとき!フィールドに通常召喚された全てのモンスターを破壊する!【ゴッド・サンシャイン】!!!」


ヴァイロン・オメガは長い両手を天にかざして光の玉を生み出すと、機械の翼を大きく広げ、無数の光の矢を雨のように降らした。音にもならない破壊の閃光が煌めき、マドルチェ達を情け容赦の欠片すらなく纏めて貫き消し去っていく。

「きゃああああ!!プディンセスがあっ」

「危ないミス・マドルチェーっ!!」

二人は凄まじい衝撃波に歯を食い縛りながらこらえる。

「しかし…こんな事をしても無駄さ!マドルチェは破壊されたとき、墓地には行かずデッキに戻る!そしてマドルチェ・シャトーの効果により、デッキに戻る効果は手札に戻るとなる!君は次のターン!」

「次のターンなんかあげるわけないじゃないの馬鹿ね…あんたはここでおしまいよ!シンクロ素材になったヴァイロン・キューブの効果により!あたしはデッキから装備魔法カードを手札に加える!当然!魔道師の力!!」

光はデッキから弾き出された魔道師の力を手札に加える。

「ヴァイロン・オメガの効果発動!ヴァイロン・オメガは一ターンに一度!墓地のヴァイロンと名の付くカードを装備カードとして装備できる!あたしが装備するのはヴァイロン・ステラ!」

ヴァイロン・オメガは地面をまさぐりステラを抜き出すと、ステラを体に取り付ける。

「あたしは更に、ヴァイロン・マテリアルと!魔道師の力をオメガに装備」

全ての手札が武器となる、ヴァイロン・オメガは魔道師の力を受けて巨大化し、目の前に降り注いだマテリアルを片腕にとりつける事で攻撃力が一気に上昇する。

ヴァイロン・オメガ(3200+2100=5300)

「ごせん…さんびゃ…」

光はミス・マドルチェに目を向けた。


「誰が神様気取りの機械天使ですって?…そんなふざけた言葉を吐いた口はたたきつぶさなきゃだめよね!!?バトルよ!!」

ヴァイロン・オメガの身体がミス・マドルチェにむかうと、あまりにも巨大なヴァイロン・オメガにミス・マドルチェは腰を抜かしてしまう。



「ヴァイロン・オメガでダイレクトアタック!!【地球創造の力・ディメンション・ビッグバン】!!」


手をマテリアルにより刃とかした腕を翳して光を集め強大な力を受けた光は肥大化し、太陽を手に掴んで掲げるかのごとく神々しく構え、投げつける。