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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第57話

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  その遠方にはお台場で功撃を受け続けるD‐28の姿が確認できる。量産機部隊は、ジェイデッカー・バーニアンを確認すると、一斉に機体を向けて攻撃態勢に入った。

  UFOと量産型ヴィラーダロボがビームを放って一斉射撃を開始した。

    ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィギュギュギュドォドォドォオオオ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『視認データからして、地球外の者達です!!!』

  要 「地球外かっ・・・・とうとう本格的に攻めてきたのか??!いくぞ、ジェイデッカー・バーニアン!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『了解!!!』

    ギュドォドォドォオオオオンッッ、ドォヴァオオオオオオオオオンッッ!!!

  流星のように早朝の青空をすべるビーム弾。ジェイデッカー・バーニアンは、この攻撃をJXブースターを駆使して素早い動きで回避離脱する。高速で加速しながら部隊群を突き抜ける。

    ドォヴァオオオオオッッ・・・バシュバシュバシュウウウッ!!! 

  部隊の背後まで突き抜け、素早く姿勢制御を取って機体を反転させる。そして、部隊目掛けJXランチャー、JXバスター、レッグキャノンを構えた。

    ジャガガキンッッ!!!

  要 「敵ターゲット・・・・破壊するっっ!!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『おおおおおおお!!!!』

    ヴィヴィッッ・・・・・キュドォルヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

    ドォドォドォドォズダギャシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!

  一斉に撃ち放たれたビーム過流たちが次々と部隊機をかき消すように破壊した。散開した機体群が反撃に出る。

    ドォドォドォウ!! ドォゥドォゥドォゥドォゥッ!!! ビビビビギュウウウンッッ!!!

  ジェイデッカー・バーニアン 『中りはしないっっ!!!』

    ドォドォギュウウウウン・・・・ギュババッッ・・・シュバババババドォオオオッ!!!

  警戒にかわしながらJXランチャーを撃ち放ち、量産型ヴィラーダロボ4機を撃墜する。

    ギュドォゴヴァアアアアッッ!!!! ギュゴヴァ、ギュゴヴァ、ギュゴヴァアアアアアアアアッッッ!!!!

    ゴォドォシャアアア、ドォドォ、ドォゴヴァ、ヴァガシャアアアアアアアアアアアッ!!!

  上空よりUFO部隊がビームを放ち続ける。これらの敵機をJXバスターでロック・オンする要。

  視点モニターのロック・オンマーカーを睨んでトリガーを引いた。

  要 「そこだっっ!!!」

  それに伴って、ウェポンを撃つジェイデッカー・バーニアン。

    ドォヴァアアアアアアッ、ドォヴァ、ドォヴァアアアアアッッ!!!!

    ドォオオオオオオオオオオッ、ドォドォドォ、ズズズズドォオオオオオオオッッ!!!

  その時、数機のUFOがジェイデッカー・バーニアンの死角に飛び込む。このままでは突っ込まれてダメージを受けてしまう。要は咄嗟の判断でウェポンをチェンジする。

  要 「懐に飛び込まれる・・・・ならっ!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『JXブラスターッッ!!!!』

    ディディディディディディディディディギギギギギギギギィィィィッッ!!!!

    ディズギャガガガガガガガガズドォドォドォギャギャガガアアアアアン!!!

  レールマシンガンが高速で撃ち出され、瞬く間に敵を粉砕した。再びジェイデッカー・バーニアンは四つのウェポンを構え、向かい来るヴィラーダロボ部隊に放つ。

  要 「正面に全武装のエネルギーを開放するっっ!!!」

  ジェイデッカー・バーニアン 『了解!!フル・ガンナーッッ!!!!』

    ギャガンッッ!!! ギュヴィッ・・・ヴァギュルヴァドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!

    ズドォドォドォドォゴヴァダギャシャアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

  鮮やかに粉砕される敵部隊。この攻撃でジェイデッカー・バーニアンに攻撃を掛けた部隊が全滅した。その開放された性能は、グレート勇者に匹敵するほどの火力を誇っていた。それに加え、要との連携の良さもあった。まさに勇気で不慣れな面を補っているかのようだった。




  そして、グレートファイバードがC‐00の延長線上で跋扈するC‐08群に突っ込んでいく。

  グレートファイバード 『バーニングシールドッ!!!』

  左手をかざして、バーニングシールドを召喚する。外見的に原作のブレスタージェットをシールドにした感じのものだ。更にその下部にはフレイムブレスターを模した剣の鍔が装着されていた。

  グリップ部を握ってシャウンッと取り外した。だが、刀身そのものが無い。

  グレートファイバード 『バーニングソードッッ!!!!』

  グレートファイバードの額が輝き、鍔のレンズも同調して輝き始めた。そして鍔から放たれた輝くバーニングエネルギーが、実体剣を形成させる。その刀身は燃えるようなオレンジ色に輝く。

  バーニングソードを振りかぶって突っ込むグレートファイバード。ギュアッと振られた一撃が1体を破斬。そのままの加速の勢いでもう1体のC‐08を突き貫く。

    ギュアアアアアァァ・・・・ザヴァギャンッッッ―――ドォズグウウウウウウンッ!!!!

    ディガゴォオオオオオオォォウンッ、ヴァドォズガアアアアアアアアアアンッッ!!!!

  2体がほぼ同時に爆発。紅蓮の炎を突き破り、大口を開けて構えていたC‐08を薙ぎ捌く。

  グレートファイバード 『でやあああああああっっ!!!』

    ザヴァギャアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

    ドォヴァウウウウウウウウウウウンッッ!!!!

  燃え盛る炎の中、グンと切っ先をC‐08達に向けて構える。醜猛な咆哮をあげて、C‐08の群れが突き進んでくる。グレートファイバードもそれに向かい突っ込んでいく。振り払われたバーニングソードが一振りで3体を斬り砕く。

  グレートファイバード 『はぁあああっ・・・・・でやああああああああああああっ!!!!』

    ザグギャズシャアアアアアアアァアンッ―――ヴァドォドォズガアアアアアアアンッ!!!!

  そこから飛び立ち、もう1体を破断して撃破する。

    ギュゴッ、ザドォシャアアアアアアアアンッ――ドォゴォヴァアアアアアアアアアン!!!!

  この時、ジェイデッカー・バーニアンと交戦している部隊と同じ機体群が降下してきた。UFO部隊に向かってバーニングキャノンを放つ。

  グレートファイバード 『バーニング・キャノンッ!!!!』

    ギュヴィヴァアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

  両肩の砲身から撃ちだされるオレンジのビーム過流が、一気にUFO部隊を撃破する。

    ドォドォドォドォドォドォヴァヴァゴオオオオオオオオッ!!!!