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世界一初恋 高x律 出会えた奇跡

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今月の入稿も無事終わり、ロクに睡眠を取っていない俺は足元がふらつきながら自宅へ戻った
食事もそこそこでシャワーを浴び、ベットに横になろうとした時、隣の部屋から物音がし「うわっ!」と声が聞こえた

稀に聞こえる声や物音が心地いいと思ったのはつい最近のことだ
一人暮らしだと、無音に慣れてしまい殺風景な世界が広がる
隣人の些細な物音や声に過敏に反応し、安心してしまう

どんな奴なのか一度逢ってみたいと思った



とある休日、俺は意を決して隣人のインターフォンを鳴らした
「はーい」
ガチャリと扉が開き、顔を出したのは栗色の髪で色白の青年だった

「こんにちは。隣の高野です」
挨拶をすると「あーどうも」と微笑み返した

「すみません。突然伺って。今時間大丈夫?」

「ええ。ちらかってますが上がりますか?」
そう言って、玄関の扉を全開にし俺を招き入れてくれた

部屋の中は落ち着いたインテリアで統一されていた
最低限の家具が配置されており、チラリと見えた寝室にはベッドが配置されているだけだった
リビングはラグマットの上にローテーブルが置かれていた

小野寺はコーヒーを淹れ、俺にカップを渡す
「どうぞ」
「どーも」

コーヒーを一口含み、ふぅーとひと息いれた
「一回、逢ってみたいと思って声かけたんだけど」
そう言うと、「実は俺も逢ってみたいと思ってたんですよ」と笑う

サラサラの髪が揺れ、少し前髪を掻きあげる仕草に俺の鼓動が跳ねる
よく見れば、瞳がエメラルド色だった

「目、エメラルドなんだ。珍しいね」
そう言うと、少し困惑した表情で「昔はこの瞳のせいで結構痛い目をみましたよ」
と言った後「髪も地毛なんですよ。元々栗色なんです」苦笑いしながら答える

「綺麗だと思うけど?」

「でも俺は漆黒の目の高野さんの方がいいです」

そんな真直ぐな瞳で見つめないでくれ・・・
俺の醜い心まで見透かされそうだ

昔、同じように純粋で真直ぐに俺を好きだと言ってくれた奴がいたな
あれから一度も逢えないけど・・・俺の『初恋』の相手

『織田律』