Sore/nante Fate
廊下に飛び出し、窓に向かい机を大きく振りかぶる!
「うぱあああああああああああああああああああああああああああああ!!」
パリーン!
割れたガラスの破片が体に掛る。
しかしそんな事を気にしてる余裕はない、なんか幽霊とか居るかも!
足へ強化をかけ、全速力で窓から飛び出す。
「きいえええええええええ!うぴょおおおおおおひひひひ!」(奇声)
空中で身体を回転させる、地面への着地は体育で習った前周り受け身!
受け身をとるのと同時に俺は安全地帯である校舎外へと走り出す!気分は機関車、しゅぽー
「うららららららら!しゅっぽーーーー!!」
全速力で走るために前を向くと、そこには唖然とした赤い奴らと全身青タイツの変態が居た。
ここの学校の生徒である俺がこいつらに言えることはただ一つ。
「……って何だてめぇらは!こんな夜遅くの校庭で何やってやがる!」
「「「それはこっちのセリフだ!!」」」
衛宮士郎の夜は長い。
作品名:Sore/nante Fate 作家名:mo