神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~ 第1~9話
こうして17時間に及ぶ手術は終了した。
手術室の前では未だに一心不乱に祈り続ける家族が友人達が居た。
「先生、なのはは?なのはは無事なんですか?」
「大丈夫、生きてますよ、手術自体は無事終わりました、この一週間がヤマです」
こうしてなのははICUに移送されていった。
その後、腰を抜かしたシャマルさんが担ぎ出されていった。
「あの娘にとっては良い経験だっただろうな、命の前に立つという怖さと、
命を救うことの尊さを同時に味わえたのだから」
「ええ、1分あるかないかの時間でしたが貴重な経験になったでしょう。
多分あの娘は我々が想像も付かない様な名医になると思いますよ」
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~ 第1~9話 作家名:酔仙