神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~ 第1~9話
ミッドチルダ首都クラナガン
キール・ロ・ワイヤル准将邸宅
「不味いことになった、始末どころか自分の首が危ない」
キール准将はこの先の出世に危険信号が灯ったことにようやく気が付いたようだ。
こうしてそれぞれの年の瀬は暮れていった。
初詣はみんななのはが戻ってくることを祈って絵馬を奉納した。
誰も自分の願いなんて考えては居ない全てはなのはの為にそれだけだった。
静かな正月だった。
年が明けてすぐのことだった。
「レティ提督、あなたを管理局の特使として高町家対策を任ずる」
結局、管理局は全てをレティに押し付けて保身を図る手に出たのだった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~ 第1~9話 作家名:酔仙