神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~10-18話
夜、みんな寝静まった頃目を覚ましたなのは、レイジングハートに話しかける。
「ねえ、レイジングハート、私少しだけ動ける様になったよ、今週中には必ずおトイレに行ける様になってみせるから、半年したら必ず飛べる様になってみせる!
だからそれまで私を支えてね、今はお互い継ぎ接ぎだけど、必ず美しいキルトになれる様頑張るから頑張ってみせるから絶対だよ、約束したから絶対なんだよ」
『マスター、判っていますよ、私はいつもあなたのそばに必ず居ります、側にいるだけで幸せなんです、だから何時までも支え続けます、天と星に誓って……
それから、私はもう継ぎ接ぎじゃあないですよ、もう修理して頂いてスベスベの玉のお肌ですから』
「レイジングハートってそう言うとこだけは絶対譲らないよね」
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~10-18話 作家名:酔仙