二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~10-18話

INDEX|23ページ/30ページ|

次のページ前のページ
 

 3月中旬のある日なのはは安田記念病院を退院した。
見送りには、安田先生、テル先生、多くの看護師さんや戦友達まで来てくれた。
渡された花束に思わず涙がこぼれる。
 そしてなのはの新しい生活がスタートした。
今度は歩ける様になるのが目標だった。

 なのは達を見送ったその後で、安田潤司がテルに話しかけた。
「なぁ、テル、名医の条件って知ってるか?」
「さあ、どんなキツイ状況でも患者さんを救うことっすかねえ?」
「いや、患者さんを完璧に手術出来るのは当たり前のことだ。
患者さんやその家族の心まで救えてこそ始めて名医と呼べるんだ。
そう考えると、あの子はもう立派な名医だ」
「そうですね、あの子はもう立派な名医で俺たちの仲間ですね!」
 授業中のシャマルがくしゃみをしていた。