神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~10-18話
「え~~~~?このベッドそんなにするんですか?
手術代が信じられない金額です」
早速、書類作りを始めたポメちゃんだが地球の物価の高さに驚かされる。
「取り敢えずうちは請求書のコピーで良いですよ、請求書本書は生命保険の請求に使いますから」
いろいろと細かい書類がたくさんある。
「え~とですねえ、この書類は要介護度の算定に使いますから……
ここから駅までバスが200円の電車が410円とその後がタクシーで……
えっ?12月20日の襲撃以降昨日までずっと警護していたんですか?
ちょっと待って下さいそれお見舞いの日当じゃあないですよ、困ったなあ……」
大方の書類は1日でどうにかなった物の、襲撃時の撃退やその後の襲撃未遂事件のミッションをどう評価するのか?警護時の日当をどう評価するのか?
全く判らないポメちゃん、本局運用部へ問い合わせるしかなかったが運用部でもこの様なケースは初めてだった。
結局査定が出るまでポメちゃんは高町家で待機する事となった。
これが2週間に及ぶ居候生活の始まりだった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~10-18話 作家名:酔仙