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神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~30-40話

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 一方なのは達、毎日のリハビリから週2回のリハビリへ、今の所歩行器で歩き回ったり、筋力強化の為のエアバイク、プールリハビリも行っている。
 もう数歩程度なら杖が有れば平気だった。
いよいよ2学期学校に復帰出来そうだ。
 と、その前に定期検診、特に異常はないとの事だったがまだ骨が弱いと指摘された。
長い事寝ていたせいでかなり骨が弱っていた。骨が弱っていると血を作る事が出来ない。
血液は骨髄で作られているのだ。
 それだけでなく、血が上手く作られないと血液の質が悪くなる。
結果貧血を起こしたり体力がガタ落ちになったりする。
「もっと牛乳を飲もうね、後、小魚とか海草とかキノコなんかも摂るようにしよう」
 テル先生からの指摘だった。

「なるほどなぁ、牛乳か……」
 はやても思う所があったらしい、二人とも夕食後は必ず牛乳を飲むようになった。
加えてお昼のお弁当の後も牛乳だ、学校では職員室の前に自動販売機を置いて貰った。
一応牛乳やヨーグルト系の物ばかり、でも、これが結構他の生徒にも好評だったりする。
「小魚は効率的に摂れるええ物があるよ」
 それは煮干しパウダー、とてつもなく細かく粉に挽いた煮干しだ。
朝のお味噌汁に入れるも良し、カレーに入れたりハンバーグに練り込んだり、
味醂に醤油、煎り胡麻に細かく千切った海苔を加えてフライパンで煎り直せばはやて特製ふりかけの出来上がりだ。
使い方はいろいろある。