神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~30-40話
まあそんな訳でなのはの復学が決まった。
バスで通学するよりもザフィーラに引っ張って貰う事の方が多い、天気の良い日はこうやって通った方が気分が良い。
それにはやてもパワーアップした車椅子で一緒に通学してくれる。
雨の日は士郎が車で送り迎えをしてくれた。
そして更に忍さんが新しいパーツを付けてくれた。
今度はフェイトが後ろに立てるようステップを付けてくれたのだ。
こうして3人と1匹は2台の車椅子で海鳴の町を爆走する事になった。
今や朝の風物詩である。
学校が始まってすぐなのはは体力不足に悩まされる。
どうしても疲れが出る午後は眠くなってしまうのだ。
これはいかんなあと思いながら睡魔と戦う毎日を過ごす事になった。
そして月日が過ぎていく。
日に日に体力も付き少しずつ歩ける様になって来るなのはとはやて、もう10月が過ぎようとしていた。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~30-40話 作家名:酔仙