神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~30-40話
そして11月も半ばのある日なのは達は月村邸にいた。
涼しくて日差しも丁度良い季節、外でお茶会もこれが最後だろう?
もう一月もすれば寒くて外ではお茶会が出来なくなる。
はやてとなのはは恭也の車でここまでやって来た。
恭也は、あの査定のお金でミニバンを買ったのだ。
それまではヤマハのバイクで我慢していた物の、どうせならと買った物だ。
なのは達を降ろすと恭也はすぐに忍の部屋に行ってしまう。
そして最低2時間は降りてくる事はなかった。今までずっとそうだった。
それはほんの出来心だった。
「あの二人何をしているか覗いてみよか?」
はやての一言から始まったのぞき作戦は、その後のなのは達に大きな転機をもたらす事になった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~30-40話 作家名:酔仙