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神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~41-48話

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 翌日、大晦日
その日は朝からいろいろ大変だった。
手分けして大掃除、その後餅つき、お正月の準備が大変な事になっている。
翠屋は元旦の午前中までぶっ通しで営業となる為、家族は殆どお店にかかりっきりだ。
 今年は八神家が一緒に年越しなので、おせちの準備は既製品ではなく、はやての手作りだ。
なのはも手伝う事にした。
でもまだ料理は未熟だ。
 はやての助手をしながら少しずつ料理を覚えるなのはだった。
 年越し蕎麦は翠屋で食べて、その後は紅白を見ながらおこたでぬくぬくと言うのが地球における正しい年越しの仕方であるとはやては力説する。
「え~私K-1が良いのになぁ」
 とはなのはの意見であるがまあ仕方がない。
今年は紅白という事で……

 家族は翠屋、交替で帰ってきて眠る。
元旦の日の午後から3日までお休みとなるが、この日ばかりは非常に忙しい。
「新年明けましておめでとうございます」
 朝食のお雑煮を食べてお昼を待つ、午後からは一家揃って初詣だ。
 場所はジュエルシード事件で行ったあの神社、階段リハビリも丁度良い、杖を片手に階段を上る。
流石に途中で休憩しないと登り切れない、まだまだ体力が無いと実感する。
「はやてちゃん、何をお願いした?」
「決まってるやろ?今年中に走れるようになる!」
「同じだね」