二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~49-59話

INDEX|19ページ/32ページ|

次のページ前のページ
 

第55話 夏休み前

  6月の終わり、はやても石田先生から完治宣言を勝ち取っていた。
「後はもう少し走れるようになりたいわぁ」
 はやても走れる喜びを実感していた。

 そしてなのは、はやての快気祝いをやろうという事になったのだが、もう期末テストの時期だった。
 お祝いは期末テストが終わってからそうすればシャマルが帰ってくる。
シャマル先生お帰りなさいパーティーも兼ねて盛大にやろうという話になった。

 そして地獄のテスト週間が始まる。
季節は丁度梅雨の真っ最中、蒸し暑くて鬱陶しくて、なのはの場合それに加えて未だに傷跡が疼く状態だった。
 傷跡が疼くとどうしても集中力が落ちる。期末テストはちょっと成績が落ちそうだ。

(なのは、6番の問題なんだけど……)
(ぁ、それは引っかけ問題や、良く読まんと間違えるで?)
(ありがとうはやてちゃん)
 しっかり念話を使ってました。
 7月の5日から始まったテスト週間、テストが終わっても半日授業だ。
 もうすぐ夏休み、テスト勉強に辟易しながらも夏休みを楽しみにするなのは達だった。