神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~49-59話
「あら~北見先生お酒が足らないんじゃありません?」
そう言って近付いてきたのはレティ提督だった。
「うりゃ~もっと飲めや~!」
いきなり一升瓶を口に突っ込まれてそのまま流し込まれた。
北見先生、散る。
「あっひゃっひゃっひゃっひゃ」
既に向こうの方で士郎、安田先生、石井先生、石田先生が倒れていた。
同じ事をやられたらしい。
もう既に酒乱大魔王の独壇場だった。
次の標的はシャマル、その座った目がシャマルを捉えていた。
こうして、徐々に潰されていく一同。
結局飲まされなかったアリサとすずか、グリフィスだけが生還したが、飲まされたなのは達は次の日大変な事になった。
「……う~気持ち悪いよ~頭痛いよ~」
「……な、なのは大きな声を出さないでくれ、頭が割れそうに痛い……」
こうして、次の日は珍しく朝練が中止になった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~49-59話 作家名:酔仙