神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~60-70話
第64話 夏祭りの夜に
翌日、なのはは士郎に尋ねた。
「翠屋を継がなくて良いって事は管理局に復帰させてくれるの?」
「今はダメだ、お前はまだ未熟すぎる」
「じゃあどうして?」
「どうせ言った所で聞くような事はないだろう?
だから修行させている。
俺に認められる強さまで成長できなければ管理局を諦めて翠屋を継いで貰う」
「じゃあ強くなれば良いんだよね?」
「ああ、強くなれればな」
なのはは、強くなるしかなかった。
管理局に復帰するには士郎に認められるだけの強さを身に付ける事、それしか道がないとはっきり分かった。
「さて、今日はゆっくり釣りでも楽しんでから帰るか?」
こちらに来る時は随分苦労した物の帰りはアリサ達と一緒である。
新幹線のチケットなどは昨日の内に払い戻しておいた。
お陰で少しばかり小遣いがあったりする。恭也と二人釣り糸を垂れヤマメを狙う。
一方女性陣は露天湯巡りをしていた。この辺り温泉が豊富なのだ。
「なのはまた成長したね」
「フェイトちゃんだって後3年もあればシグナムさんに追い付きそうだよ、もうお姉ちゃんは追い越してるし、私も後3年以内にお姉ちゃんを追い越してみせる!」
「お、生意気な、そう簡単に成長できると思うなよ」
「ええなぁ、私なんかまだほんのちょびっとや、なのはちゃんぐらいでも羨ましいもん」
なのはは、既に美由希が視界に入っている、3年以内に追いつけると確信していた。
女性キャラ乳くらべ
シグナム(爆)→ シャマル(巨)→ ノエル(巨)→ 桃子(大)→
→ フェイト(大)→ ファリン(大)→ 美由希(並)→ すずか(並)→
→ アリサ(並)→ なのは(小)→ はやて(貧)→ リィン※(微)→
→ ヴィータ(無)
※フルサイズの時
3年後、上の2名と下の3名に順位の変動はない物の、中間順位は大きく入れ替わる。
お昼ご飯は、ヤマメの塩焼きと焼きそばだった。
大人グループは地酒を飲みつつ塩焼きに舌鼓を打った。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~60-70話 作家名:酔仙