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神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~60-70話

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 一方、学校では体育祭の準備が始まっていた。
「なのは、どの競技に出るの?」
 体育の教師はまだ完治して日の浅いなのはに相当気を使っているようで持久走、短距離走など走る競技を避けるように指導するが、なのははそれを突っぱねた。
「大丈夫だよ走れるようになってから毎日走り込んでるから」
 取り敢えず、クラス全員全ての競技をやってみて出る種目を決める。
 そこでは信じられない事が起きていた。
すずかが陸上部を圧倒的にぶっちぎって短距離走の代表を決めていた。
2位にアリサ、3位にフェイトが入りその後陸上部が5名、なのは、はやての順で上位に食い込んだ。
「やっぱり足の速さではすずかちゃんには敵わないよ」
 そう言いつつも日頃の稽古の成果が出ているのだろう?なのはもはやても相当に足が速くなっていた。
 そして持久走、1位はなのはだった。2位にフェイト、3位にはやてと
御式内の3人が他を大きく引き離して圧倒的な強さを見せつけた。
「なのはちゃん、心臓を手術してるんでしょ?なんでそんなに持久力があるの?」
「うちのお父さん、サッカーとかのコーチもやってるけど古武術の師範もやってるんだ、だから完治宣言が出てから毎日鍛えて貰ってたの」
 そう、これは毎朝のトレーニングの効果だった。
このもの凄い効果に自分で驚くなのは、今までこの手の競技はからきしダメだった。
でも信じられない位パワーアップしていた。
 こうしてそれぞれの競技をこなしていく、幅跳びは陸上部チームの独壇場だった。
走り高跳びは意外にもバレーボール部が強かった。
 最後の競技は砲丸投げ、寸勁の練習がこんな所で役に立った。
学年記録を塗り替える距離を出していた。
 何であの小さい体でそれだけのパワーが出るのかが不思議だった。
で、砲丸投げはなのはの独壇場かと思いきや、
フェイトとはやてもそれなりに記録を伸ばしてきた。
 特にフェイトがもの凄い記録を出して1位だった。
「じゃあ、どの競技に出る?」
 こう言う時、クラスを仕切るのはアリサだった。
「みんな、出るからには絶対勝つわよ!
陸上部の鈴木さんと佐々木さんはリレーもお願いね」
 こうして、まずリレーにはすずか、アリサ、フェイト、
鈴木、佐々木の5人がエントリー。
 なのは、はやては持久走と砲丸投げと言う事になった。
 すずか、アリサ、フェイトは短距離系の種目にエントリー、
これで総合ポイントで全校1位を目指すのだ。
 まあ、既に超人の域に足を踏み入れつつあるなのは達が居る以上学年1位は間違いない。
後は先輩達の中にどれだけの化け物が居るかである。
 こうして学校では体育祭に向けた準備が少しずつ進行していくのだった。