神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~71-80話
一方、高町家でも新たな技の伝授が始まろうとしていた。
「お前達に教えた技もそろそろ100を超える。
そろそろもう一つの武術を教えようと思う」
士郎はそう言ってなのは達に木の棒を配る。
「これは何?」
「それは杖(じょう)と言う武器だ。
振らば剣、払えば長刀、突かば槍と言う言葉を聞いた事があるだろう?」
それが御式内の杖術という物だ。
「所で、何故私だけ木刀なのか?」
「ああ、シグナムさんは武器が剣だから御式内流の剣術を教えようかと思う」
「御式内流剣術?」
「そうだ御式内には剣術もある」
「あの、私もデバイスが……」
フェイトはバルディッシュを取り出すとセットアップする。
最初は斧だった。
それが鎌となり巨大な剣に変化する。
更に二刀剣に変化した。
「ふむ、じゃあこちらだな」
フェイトに渡されたのは2本の木刀だった。
「御式内二刀剣を教えよう」
こうして、新たな技の伝授が始まった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~71-80話 作家名:酔仙