神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~71-80話
「シャマル先生、今日は本当にありがとう、お陰で助かったよ、
しかし凄い物だね?触る事の出来るヴァーチャルなんて誰が考えたのだろう?」
「さあ?私もよく知らないのですが、あのシステムはスーパーMRIのデータを完全再現出来ますから絶対に失敗出来ない難しい手術を何度でも練習する事が可能なんです。
充分に練習してから本番に臨めば患者さんを死なせるような事はありませんから」
「なるほどなぁ、それでずっと練習していた訳か?」
「そうですよ、お陰で短期間にもの凄く腕を上げる事が出来ました。
あのシステムならどんな状態の患者でも、どう言う状況での手術でも再現出来ますし、何度でもやり直せますから練習には最適なシステムだと思います」
「もう少し金を集めて後5~6機欲しい所だね」
「そうですね、どこか良いスポンサーを見つけませんと」
この少し後からだった、レーベンがセットで飛ぶように売れ出したのは……
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~71-80話 作家名:酔仙