神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話
それは山を下っている時だった。
先に行っていた恭也が立ち止まっていた。
辺りを包む殺気を帯びた強烈な気配、他にも殺気を帯びた気配が三つ、魔力を帯びた気配が一つ、だんだんと近付いてきていた。
恭也が小太刀を取り出すと腰の後ろに十字差しする。
完全に本気モードだった。
現れたのは日本人が一人、中国人が三人、そしてもう一人はどうやら次元世界の人間の様だ。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話 作家名:酔仙