神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話
その後、なのは達はクラスの英雄だった。
クラスメイトはなのは達の強さに驚いた。
「ねえ、何でバイクを素手で粉砕出来るの?」
「なのはちゃん達ってそんなに強かったの?」
「えと……あの……」
「強かったんやのうて強くなったんや、
前になのはちゃんがテロリストに刺されて死にかかってからや、もう二度とこんな事がない様にってなのはちゃんのお父さんが鍛えてくれたんや、今もまだ修行中や」
「修行中って言うか短期間にそこまで強くなれる物なんだ?」
「まだまだ甘いで?なのはちゃんのお父さんもお兄さんもお姉さんも私らから見たら化け物や遙か高い所に居る仙人みたいに感じるもん」
「わ、私のお父さん、御式内7段だし、師範だし、手も足も出せないほど強いの、だから、その……」
「それにフィットネス研究会でやってる筋トレも実は御式内の為の体力作りの一部なんや、古武術やってる人に弛んだ様なデブはおらんやろ?」
なのはとはやての説明に、納得の一同だった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話 作家名:酔仙