神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件91-101話
こちらは、なのは達、
教官としてどう教えるか?毎日教導隊でしごかれていた。
教えられる様になるという事はそう簡単な事ではない。
毎日先輩教官からいろいろな指導を受けながら教官としてやっていける様に勉強する日々が始まっていた。
一方フェイトは次元航行隊付きの執務官としてアルフをお供に今日も現場を駆け回る日々が続いている。
リンディが次元航行隊運用部に移りクロノが提督に出世した。
その空席を埋める形でフェイトが次元航行隊専属執務官となったのである。
端から見れば超エリート一家だ。
シグナムは首都防衛隊所属、航空防衛隊第1分隊長として非常に忙しい日々を送っている。
はやては特別捜査官としてリィンとザフィーラをお供に現場を駆け回っている。
彼女もまた現場で活躍するエリートとして忙しい日々が始まっていた。
そんなある日なのはは外部依頼の仕事を受ける事になった。
その仕事を依頼したのはフェイトだった。
そうキールに協力した海賊達が未だに逮捕されていない。
それを逮捕または殲滅しようと言うのが今回の依頼だった。
既にアジトは見つけてあるという事で後は殲滅するだけなのだが、
簡単には行かない様だ。
そして、なのはに自分で落とし前を付けさせようと言う
意味も込められていたらしい。
しかも、この依頼は本局を通しては居なかった。
局の中に協力者が居るらしく情報が海賊達に漏れている恐れがあったのだ。
だから、事情を知っているレティとリンディが意図的に情報を止めていた。
全ては作戦が成功してから上に報告する事で話が付いていたのだ。
しかもこの作戦、はやても投入するという事でとんでもない事になるのはもはや避けられない事だった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件91-101話 作家名:酔仙