神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件91-101話
翌朝、ゲレンデに連れ出されたなのは、
「ええ若いもんが温泉で燻ってるなんてあかんで?ちょっとぐらい楽しまな」
「スキーの足の運びってね、難場走りによく似てるんだよ」
結局、苦手なスキーだったが、それでも何とか滑る事が出来た。
いや、ちょっと練習すれば、すぐにコツを掴んでいた。
確かにコブを乗り越える時やターンは、
難場走りをスローモーションにした様な足の運びだ。
これはこれで良い練習になった。
でも、それは唐突におきた。
そこには絶望しか存在しない出来事だった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件91-101話 作家名:酔仙