神手物語(ゴッドハンドストーリー)名医の条件102話~EP
第106話 進路
あれから4ヶ月が過ぎていた。
「皆さん、今日も宜しくお願いします」
教導が終わった後毎日の様になのはは御式内の組み手をする。
もうファーン先生では相手にならない為他の教官何人かを相手に組み手を行っている。
「今日は15人で」
15人相手の組み手が始まる。
一番強そうなのを正面にして15人に囲まれる。
そこから一斉に襲いかかってくる相手を全て打ち倒すか関節を取って動けなくしていく、最初の頃は3人相手でもきつかった多人数相手の組み手だが、最近は人数を増やしとうとう15人相手でも一撃も貰わずに勝利を収めるまでになっていた。
これが水鏡の効果だった。
最初は、ファーン先生を相手に完璧に技をコピーして見せた。
そうなるまでに2ヶ月を要した。
そこから多人数組み手で水鏡弐式を使える様になるまで1ヶ月、最近は盤上繰手を15人相手に出来る様になってきた。
冬休みが終わる頃には体得出来そうだ。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)名医の条件102話~EP 作家名:酔仙