神手物語(ゴッドハンドストーリー)名医の条件102話~EP
数日後の事だった。
「ゴメン、今日帰れないから」
なのはからだった。
教導隊でなのはの完全復帰おめでとうパーティーを企画していたのだが、そこへレティ提督が乱入し、主賓として逃げ出せないなのはは飲まされてしまった。
そして酒乱大魔王の独壇場になり教導隊全滅という惨憺たるパーティーだった。
あの人はまだ懲りていない様だ。
ただ、救いだったのは翌日から全員夏休みだった事だ。
仕事が無くて本当に良かったとみんなそう言っていた。
学校的には夏休みはあと半分、教導隊も2週間ほど夏休み、ようやく思いっきり遊べるなのはだった。
もうすぐお盆、一ヶ月後にはシャマルが帰ってくる。
短い夏休みが駆け足で過ぎようとしていた。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)名医の条件102話~EP 作家名:酔仙