二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

神手物語(ゴッドハンドストーリー)名医の条件102話~EP

INDEX|15ページ/21ページ|

次のページ前のページ
 

第108話 突撃!高町さんちの朝稽古

 今日からお盆、世間一般的にもの凄く暇だ。
でも毎朝夕の稽古だけは欠かさない。
ここまで強くなると自分の体が鈍ってしまうのが逆に恐かったりする。
 そして明日明後日は海鳴り祭りだ。
なのははユーノに連絡を取っていた。お祭りの夜デートしようと。
 その日の午後だった。
翠屋に現れたのは何とファーン先生、更に教導隊の教官15人、
「何で?」
「慰安旅行です、なのはさんの生まれ育った環境がどんな物か?見たいと思いまして旅行ついでに来たのです」
「泊まりは?」
「リンディ提督にお願いして海鳴りグランドホテルを取って頂きました」
 そう、このグループ慰安旅行のAグループだった。
因みになのははBグループで冬の慰安旅行になるそうだ。
Bグループは準待機シフトで何かあるとすぐに出動しなければ行けないシフトである。
冬休みはこれが逆転する。
 と言う訳で全員まずは翠屋のシュークリームから97番世界を堪能しようという事だった。
「これは……旨い!」
 まずは全員アイスティーとシュークリームに舌鼓を打つ。
士郎や桃子は、なのはの同僚と恩師という事でかなり緊張していた様だが、
どうやらなのはの人付き合いの巧さなのか?人柄なのか?和気藹々とした雰囲気だった。
「所でなのは準待機シフトって言ってたけど出勤しなくて大丈夫なのか?」
「大丈夫だよお父さん、余程大きな事件とか事故がない限り防衛隊の範疇だし、こういう時の為にシグナムさんが居るんだし」
 そう、首都防衛隊は手薄になる時期ほど忙しい。
ただ、余程の犯罪者でもシグナムの前では手も足も出ない。
シグナムさえ出て行けば大体の事件は片が付いた。
(困ったな明日からユーノ君来るのに、みんなが居たらデート出来ないよ)

 一方シグナムは待機所で欠伸をしていた。
この所事件らしい事件もなく時々新人を鍛えながら待機所で待機する日々が続いている。
もの凄く暇な日々が続いているシグナムだった。