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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第61話

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  勇士朗 「はぁあああっっ・・・・!!!」

    シュッ・・・・シュフォアッ、シュギュオオオオオオオオオ・・・

  ファイバード目掛け、低空を高速でダッシュする勇士朗。フェニックスのオーラを宿して光球と化し、ファイバードの胸の中央に飛び込む。両眼に光が灯り、反転して胸の中央から光の矢を撃ちだす。

  ファイバード 『ファイアアアアシャトォオオオオオオオオルッッ!!!』

    ヴィギィアアアアアアアアアッッッ!!!

  光が消えていった先より、ファイアーシャトルが真っ直ぐに突き進む。この頃合を見計らってファイバードはアーマーをパージさせる。

  ファイバード 『アーマー・パージッ!!!』

  両肩、両腕、両脚の一部のアーマーパーツを消滅させてパージする。それに呼応してファイアーシャトルも各部を変形・分離させる。それらのパーツ群がファイバードのパージされた部分に次々と合体する。

  そして最後にウィング部が胸部に合体。胸にバーニングエネルギーが注がれフェニックスの紋章が浮かび上がる。ファイバードのヘッドユニットが鮮やかな紅い光を放って、グレートファイバードのヘッドユニットへとチェンジした。

  グレートファイバード 『最強武装合体・・・・グレートファイッバァアアアアアドッ!!!!』

  雄々しき2体の勇者ロボットが魔女の前に立ち上がった。このハイスケールな状況を垣間見て謎の魔法少女は息を呑む。

  謎の魔法少女 「ごくっ・・・・・こ、こんなことって・・・・!!!けど・・・・魔法の力が無ければ魔女への対抗なんて・・・!!!」

  話しかテレビ中継でしか見た事の無かったロボットを間近に、しかも魔女の異次元空間内で目撃していることに半ば信じられない思いでいた。彼女自身の範疇では魔法少女の力しか実感がわかない。

  魔女に対抗できるのは魔法少女の力だけ・・・他の力は無意味。そう思っていた矢先、直ぐ横にいた澪が意識を取り戻し、現状に半信半疑状態の彼女に助言に似たような口調をなげかけた。

  澪 「心配ない・・・信じていいよ。勇者が立ち上がったんだから。」

  謎の魔法少女 「え??!お姉さん、気がついたの?!!」

  澪 「う、うん・・・ここがどこなのか訳がわかんないけど、今はとりあえず怖くはない。何かに引っ張られた瞬間までは覚えていたけど、今に至るまでの記憶はないし・・・。」

  謎の魔法少女は更に信じられない思いをする。一般人であればこの場所と状況に墜ちれば誰もが恐怖する。事実彼女もそんな思いをした時があったのだ。

  謎の魔法少女 「怖くないって・・・・お姉さんも不思議なこと言うね?ロボットの前にいるあれさ・・・魔女って言って人の命を狙う存在なのよ??」

  澪は自信を持って希望を口にした。

  澪 「こう見えても私、結構危険な目にあってきたから・・・それに、あのロボット達は全ての絶望を覆せる。私は解る・・・あのハカイジュウ大災害に打ち勝てた勇者なら、どんな絶望も倒せるって・・・!!!」

  謎の魔法少女はきゅっと眼を鋭くさせて勇者達を見た。どれほどのものか見極めたい為に。その瞬間、魔女の攻撃が始まる。

  十字架の魔女A・B 「アハハハハハハハアアア!!!!」

    キュドドドドドドドオオオオオオオオ・・・・ドォドォドドドドドドドガガガアアア!!!

  シャイニングダグオン 『ちぃっ・・・・うぜっ!!!』

  十字架の左右と上から多数の手を伸ばし、勇者達を殴りまくる。シャイニングダグオンはガードして凌ぐ。

  だが、グレートファイバードに関しては全く効いていなかった。気迫を放って魔女を圧倒させる。

  グレートファイバード 『はぁああああああああ!!!!』

    ドォオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

  十字架の魔女A 「キャアアアアアア・・・・・ウウウウウウ!!!」

  唸り声のようなものを上げて威嚇する魔女。だが、何の意味もなさない。

  グレートファイバード 『シャイニングダグオン!!できるだけ彼女達から魔女とか言うヤツを離れさせる!!!あとはさっき言ったとおりだ!!!任せる!!!』

  シャイニングダグオン 『オーケーッ!!!イッチョぶっ飛ばしてやるか!!!』

  軽いやり取りを済ませ、戦闘に持ち込む2体勇者。グレートファイバードが魔女を両肩のバーニングキャノンでぶっ飛ばす。

  グレートファイバード 『バーニングキャノンッッ!!!!』

    グドォドォヴヴァアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

    ズギャドォヴァズアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!!

  十字架の魔女A 『ヒイイイイイイイ!!!?』

  オレンジのビーム過流が十字架の左右をぶっ飛ばし、グレートファイバードは魔女を完全なまでに圧倒する。

  俊 (光、まずは俺からいくっっ!!)

  光 (何ー?!いいぜ!!任した!!)

  シャイニングダグオンの中で彼らの意思が疎通しあう。俊の意思と交代した瞬間、眼光が一瞬、ブルーの光を放つ。

  シャイニングダグオン 『さぁっ・・・ここからぶっ飛ばすぜっっ・・・ターボ・ダアアアアッシュッッッ!!!』

  シャイニングダグオンの両腕の拳に薄い光の球体が纏う。シャイニングダグオンは、スライドダッシュしながら一気に懐に飛び込む。    

    キュギュコオオオオオオオッッ・・・・・!!!

  十字架の魔女B 「??!」

  シャイニングダグオンは高速でその拳を打ち込む。ターボ・シュンの必殺技、ターボラッシュだ。

  シャイニングダグオン 『ターボラッシュッッ!!!おおおおおお!!!』

    キュコォオオッ・・・・ドォドォドォドォドォドォドォドゴゴゴオオオオオン!!!

  十字架の魔女B 「ヒュヒュヒュヒュアアアア??!」

  高速ラッシュの鋼の拳がマシンガンのごとく魔女に打ち込まれた。ダメージを負いながらその場に固まる魔女に渾身の一撃で殴り飛ばす。

  シャイニングダグオン 『はぁああああああああ!!!』

    ドォバギャガアアアアアアアアアアンッッ!!!

  その次の瞬間、両眼が水色に光った。涼の意思が宿ったのだ。シャイニングダグオンは空中へ舞い上がり、両腕を広げる。両肩のブレードウィングと胸部のブレードアーマーから無数の氷の矢を撃ち放つ。

  シャイニングダグオン 『ブリザード・ハリケーンッッッ!!!』

    フュヴィキュフュゴオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!  

    ザザザザズギュギュギュギュギュズズズッザシャアアアアア!!!

  更にグリーンに眼が輝き、蓮の意思と変わり、左肩のガトリングキャノンの咆哮が唸る。

  シャイニングダグオン 『ガトリングブラストキャノンッッ!!!』

    ヴォヴォヴォヴォヴォヴォドォドォドォドゥドゥルルルルルルルルル!!!

    ディギャギャギャガガガガガガガガドォドォドォドォガガガアアアアア!!!

  十字架の魔女B 「フャハアアアアアア!!!」