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　　舞人　「いくら許されざる犯罪者とはいえ、同じ人間！！むやみに殺すことは出来ない！！これでも武装出力は抑えているんだ・・・。」

　　グレートマイトガイン　『無論だな。ん？！やつはまだ闘う気だ！！！』

　　舞人　「往生際が悪いなっ・・・・！！！」

　　ハンマーロボットは立ち上がり、グレートマイトガイン目掛けてヘッドハンマーを撃ち飛ばす。

　　　　ギュゴオオオオオオオオオンッ・・・・ドォガアアアアアアアアッッ！！！

　　舞人　「くッ・・・！！！」

　　グレートマイトガイン　『っ・・・・・どうということはない！！！』

　　反動で後方へと吹っ飛ばされてしまうが、ブースターを噴射させて慣性を相殺する。

　　ハンマーロボットはハンマーユニットのチェーンを縮めて元に戻す。そして、再度ハンマーを放ち攻撃を掛ける。

　　　　ギュゴオオオオオオオオンッッ・・・！！！

　　グレートマイトガイン　『でああああああああああ！！！』

　　　　バギャガアアアアアアアアアンッッ！！！！

　　迫るハンマーユニットを振るわれたグレート動輪剣が叩き伏せた。地面へと叩きつけられたハンマーがめり込む。

　　グレートマイトガイン　『それで、コイツは有人機なのか？！無人機なのか？！』

　　舞人　「こいつは・・・無人機だ！！内部に生体反応はないっ！！！」

　　グレートマイトガイン　『ならば、容赦は無しだっっ！！！』

　　グレート動輪剣の切っ先をかざすグレートマイトガイン。その間に再びハンマーが引き戻される。
　　そして頭上へハンマーユニットを打ち出すと、それをジャイアントスイングのように振り回そうと試み始めた。

　　　　ゴオオオオオッッ・・・・・ゴオオオオッ・・・・ゴォオオオオッッ・・・・

　　ハンマーを振り回す怪ロボットとグレート動輪剣をかざすグレートマイトガインが対峙する。

　　舞人　「グレート動輪剣、出力２８０％っっ！！！」

　　舞人がグレート動輪剣の出力を上げた。かざしたグレート動輪剣の鍔の車輪が高速で回転し始め、刀身がそれに伴い、輝きを帯び始める。

　　そしてハンマーユニットが惰性と共に打ち放たれ、同時にグレートマイトガインが切っ先を突き出して加速する。

　　　　ゴアアアアアアアアンッッ！！！　ディギュゴオオオオオオオッッ！！！！

　　グレートマイトガイン　『おおおおおおおおおお！！！！』

　　　　ディギャズドォガアアアアアアアアアアアアッッッ！！！！

　　グレートマイトガインの突きがハンマーを砕く。大きく振りかぶりながら本体へと接近し、至近距離で叩き斬る。そして更に、グレート動輪剣の上刃で薙ぎ斬った後に、袈裟斬りをブチかました。

　　グレートマイトガイン　『はぁああああああああ！！！！』

　　　　ズディギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ！！！！

　　　　ザヴァアアアアアアンッッ、ザズディギャアアアアアアアアアアアアアアアアッッ！！！！

　　　　ジジジジジィィッッ・・・ドォドォドォドォヴァゴオオオオオオオオオオオオオッ！！！！

　　グレートマイトガインの至近距離で爆砕するハンマーロボット。炎に巻き込まれながらグレートマイトガインがその勇姿を現す。

　　港区においては、駆けつけた轟龍とバスターボンバー、フレアダイバーがＭＳＴ達のロボットと対峙する。コンバットタイプのロボットが武装を一斉に撃ち飛ばし、キメラタイプのロボットが、ブースターを噴射させて上昇する。

　　　　ドォドォドォドォシュウウウウウウッッ！！！　ドォドォドォドォガアアアアアアアン！！！

　　バスターボンバーとフレアダイバーはジャンプして攻撃を攻撃をかわし、青白い炎を噴射させながらフレアダイバーがコンバットタイプの後方へ回り込む。

　　バスターボンバー　『いくぜっっ・・・・バスターランチャーッッ！！！』　　

　　フレアダイバー　『ツインバスターシリンダーッッ！！！』

　　　　ディギュゴオオオオオオオオオオオオッ！！！

　　　　ヴィドゥルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥドゴヴァ、ドォゴヴァ、ドォゴヴァ！！！

　　　　ヴァギュルドォドォドォドォズドゴゴゴゴゴゴオオオオオオンッッ！！！

　　挟み撃ちの形で放たれた２体の攻撃がコンバットロボを粉砕させる。無論、コックピットを生かしての撃破だ。

　　上空では、キメラロボットと轟龍が戦闘を繰り広げる。連射性のあるビーム弾を撃ちながら轟龍を撃墜しようと試みる。無論、轟龍の機動性に弾速が付いていけていなかった。たとえ中ってもビクともしない。

　　　　ヴィヴィヴィヴィヴィヴィイイイイ！！！　ヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィヴィイイイ！！！

　　ＭＳＴ　Ｂ　「くっっ・・・・速い・・・！！！ならば・・・！！！」

　　口を開口させると、ビームキャノンを撃ち放った。

　　　　ドォヴィイイイイイイイイッッ！！！　ドォヴィッ、ドォヴィッ、ドォヴィイイイイッ！！！

　　轟龍　『フンッ・・・・同じだ！！！』

　　　　ギュギュオオオオオオオッッ！！！

　　かえって余計に命中率の悪い武装を選択したようだ。簡単に轟龍は回避してみせる。　　

　　丈　「狙った獲物は外さん・・・・！！！」

　　モニター越しにキメラロボットを睨みつける丈。ロックオンマーカーをあえて合わせずにそのままトリガーを引いて狙い撃つ。

　　轟龍が構えたバスターキャノンから紅い閃光が放たれた。

　　轟龍　『破壊する・・・。』

　　　　ドォヴァアアアアアアアッ、ドォヴァッ、ドォヴァッ、ドォヴァアアアアアアアアッ！！！　　
　　　　ディギャゴオオオンッ、ドォガドォオオオオッ、ゴガガァッ、ズドォオオオオオオオ！！！

　　ＭＳＴ　Ｂ　「ぐあああああああああ！！！おのれ・・・・！！！」

　　機体の至る所が破壊されて小中爆発を起こす。次の瞬間、キメラロボットが苦し紛れに多弾頭ミサイルを撃ち放つ。４発放った後に、１発の弾頭から８基のミサイルが撃ち出された。

　　　　ドォドォドォドォシュウウウウウウ・・・・シュババババズズズズズズドォドォドォドォオオオオオオオオオッッッ！！！

　　轟龍　『多弾頭ミサイル？？！』

　　丈　「くっ！！！撃ち漏らしたら地上に被害が出るっ・・・！！！」

　　即座に丈はバスターキャノンのエネルギーチャージを測る。トリガーを握り、ギリギリまでミサイルを引き寄せる。　　

　　　　シュゴオオオオオオオオオオ・・・・・！！！

　　かっと目を見開き、エネルギーを解放させる。

　　丈　「ここだっっ！！！」

　　　　ヴゴヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ！！！！

　　紅いビーム過流が撃ち放たれ、夜空を突き進む。

　　　　ゴッッッ・・・・ドォドォドォドォドォドォドォズズズズズズガアアアアアアアアア！！！！

　　ミサイル群は瞬く間に破壊され、更にキメラロボットの下半身を消し飛ばした。

　　　　ズギャアアアアアッッッ、ディギャゴオオオオオオオオオオオオオオッッッ！！！

　　ＭＳＴ　Ｂ　「うあああああああああ？？！」