新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第67話
ディギギギギィィンッ、ディギギギギギギィィィンッ!!!
ズディギャガガガドォドォドォドォドォ・・・・!!!
生体兵器14号 「ガアアアアア?!!」
バスターボンバーは、両肩のレールキャノンを見舞うと、胸を張ってバスターランチャーを構えて撃ち放つ。高出力エネルギー光弾が生体兵器14号に直撃する。
バスターボンバー 『バスターランチャーッ!!!』
コォォ・・・・ディギュギゴォオオオオオオオオッッ!!!
ズドォヴァゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!
生体兵器14号の身体がドーム状の爆炎を上げ、木っ端微塵に砕け散って爆発。細かい肉片が降り注いだ。
バスターボンバー 『楽勝だ!!』
夢の島周辺。ここには生体兵器13号が3体上陸していた。フレアダイバーがターゲットと並走しながらフレアライフルを撃つ。
フレアダイバー 『フレアライフルッ!!!』
ズドォオオオオオオッ!!! ズドォッ、ズドォオオオオッ!!! ズドォオオオオッ!!!
ズギャンッ・・・・ドズジュンッ・・・ディギャゴオオオオンッ!!!
生体兵器13号A 「ギッ・・・!!!」
3発のビームが直撃し、地面に転がり崩れる1体。動きを止めた1体にフレアライフルの銃口を向け、チャージした1発を止めに撃ち放つ。
ジャキッ・・・・フィイイイイィ・・・ズドォヴィイイイイィイイイイッ!!!
ズドォギュウウンッ・・・・・ドォアアアアアアアアアアアンッ!!!
上半身と下半身が分断して爆発する。残る2体が咆哮をあげて正面からフレアダイバーに迫る。
生体兵器13号 「ギャガガアアアアアッ!!!」
フレアダイバー 『何体来ようと同じコトっ!!』
ドォルルルルルルルルルルルゥゥゥゥッ!!!
ズドォドォドォドォドォドォドォガガガガァァッ!!!
両肩のフレアデトネイターで牽制した後に、ブレストファランクスのハッチとツインバスターシリンダーの銃口を持ち上げる。
フレアダイバー 『チェックメイトだっ!!!』
ヴァドゥルルルルドォディガガガガガドォドォドォドォゴォッゴォッゴォオオオッッッ!!!
ズドォヴァゴゴゴゴゴゴドドドドドドヴァギャドォオオッッ!!!
1体ずつに撃ち放って砕き散らすフレアダイバー。生体兵器13号の四肢が瞬く間に吹っ飛び体が分解する。
駆逐しきったフレアダイバーは新たな脅威に嫌悪する。
フレアダイバー 『こいつらは、また新たな生体兵器なのか・・・?!だとしたら一体誰の仕業なんだ?』
幕張ベイエリア。生体兵器14号2体と13号3体が出現していた。この現場に向かった、ジェイデッカー・バーニアンが2体を視認する。
ジェイデッカー・バーニアン 『隊長っ!!目標を2体確認!!!』
要 「ああ!!JXランチャー、スタンバイするぞっ!!!」
ジェイデッカー・バーニアン 『了解っ!!!』
上空よりJXランチャーを構えながら照準を合わせるジェイデッカー・バーニアン。要はモニターに生態兵器の姿を確認しながらトリガーを引く。
要 「こいつらがまた新たな生態兵器かっ・・・!!!」
ジェイデッカー・バーニアンの姿を確認するや否や一斉に生態兵器達が吠え出す。
生態兵器群 「ゴガアアアアアアアア!!!」
被害・出現規模共に小さいものだが、これらが市民のいる場所に出現したらと思うとおぞましくてならなかった。事実、横浜が襲撃され死者も出てしまっている。
要 「・・・・これ以上進ませはしないっ!!!JXランチャー、ファイアッッ!!!」
ジェイデッカー・バーニアン 『喰らえっっ!!!』
ギュドォヴァアアアアアアアアアアアッッ、ギュドォヴァアアアアアアアアアッッ!!!!
ドォズドォオオオオオオオオオオオオッ、ヴァギャゴオオオオオオオオオオオッッ!!!!
上空より撃ち放ったJXランチャーが生態兵器13号を2体破砕させた。ドーム状の爆光を放って爆発が巻き起こる。
ジェイデッカー・バーニアン 『これも、新たなマッドサイエンティストによるものなのでしょうか・・・?!!』
要 「恐らくな・・・・なんとも言えないが・・・??!来るぞっ!!!」
生体兵器13号 「ギャシャアアアアアッ!!!」
跳躍力を活かして3体目の生体兵器13号がジェイデッカー・バーニアンに飛び掛る。だが、この攻撃を鮮やかに要はかわしてみせた。
ディギュゴォッ!!
要 「中りはしない!!」
仕留め損ねた生体兵器13号は、再度飛び掛る。だが、この行動が命取りになる。
ジェイデッカー・バーニアン 『JXブラスターッ!!!』
ディギギギギギギギギギギギギギギギギギィィイイィィンッッ!!!
ズディギャガガガガガガガガガガガガズドドドドドドドアアアアアアアンッッ!!!
胸部の両端に装備されたJXブラスターが火を吹いた。高速連射される3連装のレールガンが左右から撃ち放たれ、生体兵器13号の肉体を一瞬にして撃ち砕く。
ホバリングするジェイデッカー・バーニアン。2体の生体兵器14号は、一斉にカギ爪を唸らせて襲い掛かる。
生体兵器14号 「ガゴオオアアアアアアァッッ!!!」
ジェイデッカー・バーニアン 『フンッ!!』
ドォアアアアアアァッ!! ズギュウン、ドォギュギュウウウンッ!!
軽快な機動力でかわし、体勢を整えながら2体の背後に回り込んだ。そしてJXランチャーを撃ち込む。
ズドォヴァアアアアアアアアアアッ!!! ズドォヴァオオオオオオオオオッッ!!!
ズドォゴズゥズゥウウウウウウウウウウウンッッ!!!
ノーマルのエネルギーで、2体を吹っ飛ばす。前のめりになって2体の生体兵器14号が倒れこんだ。2体はゆっくりと起き上がって再びジェイデッカー・バーニアンを睨みつけ、攻撃の手を加える。
生体兵器14号 「ガアアアアアアアアア!!!」
再度のカギ爪の攻撃をかわし、ジェイデッカー・バーニアンは、真上からJXブラスターを撃ち込む。
ギュアアアアアアァァ・・・・ディディディディディディディディディディィィィン!!!
ギャギャガガガガッガガガズズズズドォオオオオッッ!!!
生体兵器14号 「ガガガガギャギャガギャギャ??!」
再び背後を捉えると、要はJXランチャーをマシンガンレンジに切り替える。JXランチャーの銃身に備えられた二門のビームマシンガンが撃ち放たれた。
ヴィディディディディディディディディディィイイィッ!!!
ドォドォドォドォドォドォドドドドオオオオオッッ!!!
生体兵器14号 「ガアアアアアアア!!!」
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第67話 作家名:Kブレイヴ