必殺仕事人 in ヴォルケンリッター 特別読切
おまけ:高町家では
その夜、フェイトが帰宅するとなのはは、映画を見ていた。
ヴィヴィオが毛布を被ってガタガタ震えている。
見ていた映画は「バタリアン」だ。
「なのは、相変わらずこういうの好きだね」
「あ、フェイトちゃんお帰り」
煎餅を摘みながら、映画を見ていたなのはが答える。
映画に目をやると、丁度切り落とされた手がもぞもぞ這っているシーンだった。
「居るのよね~こういうキモイの」
「え、居るのこんなの?」
「居るよ、さっきガサ入れしてきた会社、こう言うのを作っては売りさばいてたの、
もう気持ち悪いなんてもんじゃなかったわ、いくら殺しても簡単には死なないし」
二人の会話にとうとうヴィヴィオが気を失ってしまった。
「あ、ヴィヴィオ大丈夫?」
ちょっとヴィヴィオには刺激が強すぎた様だ。
作品名:必殺仕事人 in ヴォルケンリッター 特別読切 作家名:酔仙