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【とある】とある神秘の氷彫刻師【①】

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「へぇ〜、すごいですね。レベルっていうのは資料で読んだんですけど、白井さんはちなみにレベル何なんですか?」

「私は大能力者ですわ。お姉様は超能力者レベル5。」

「あっ、超能力者って学園都市に7人しかいないんですよね?」

「そうですわよ。そしてお姉さまは230万人のうちの3位。その影には低能力者
からのすさまじい努力があります。」
白井は御坂のことを語るときは嬉々としている。

「白井さんは御坂さんのことをとても尊敬しているんですね。」

「ええ。当然ですわ。さぁ、こんなに無駄話をしている暇はありませんわ。行きましょうか。」

「はい。」

もしかして、
水野は思った。

私はもっと早くここにくるべきだったのかもしれない。