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yamatoへ…Ⅲ

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翌日から砲術科の訓練が始まった。最初は端末で戦艦のしくみや火器の種類用途などデスクワーク中心だった。その間にコスモガンの訓練など地道であったがやっと訓練生らしい勉強が始まった。

このとき島は大型艦のシュミレーションを加藤と山本は艦載機のシュミレーションを相原に関してはすでに第一級の通信ライセンスを取得してありとあらゆる言語の勉強中だった

自分の道に進みつつあり進もやっと彼らの背中が見えてきた、と言う感じだった。


朝学校に行くと3人はそれぞれシュミレーションルームに向かい相原は防音室へ向かってそこで言語の勉強をしていた。もともと英語とスペイン語は小学校の時から習い特に英語は国語以外の勉強で使っていたので母国語と同じくらい使える言葉だった。今相原が勉強してるのはロシア語だった。アジア近辺の言葉はほとんど覚え現地の人との会話で全く無理なく接する事が出来るほどになっていた。向こうの言葉を勉強するためによく座談会が開かれたようでそこで他の地下都市の情報や状況など進達も知る事が出来た

4人が教室にいないという事が却って進を焦らさない状況にしたのかもしれないと橋本は思っていた。そして先にシュミレーションに入った彼らの話を聞いて進は自分の進むべき道を見付ける事が出来たのかもしれない…


もう橋本はほとんど教室に行く事もなくただ週末のテストで彼らの実力がどこまで伸びるのかそれが楽しみになっていた。


地球の戦艦はいろんなタイプがありそれによって使っている火器も性質が違い特徴がいろいろあった。それを全てにおいて熟知しないと戦闘に参加してもおろおろするだけで足手まといになってしまう。どのタイプに配属されてもすぐ対応できる事を要求される。

通常の訓練学校は一年の間で高校三年間の勉強と適性テストや本人の希望、体力テスト、筋力テストなどを行って慎重に進路を決める。進路が決まったら今度は今進が勉強してる戦艦のタイプ、火器の種類などを勉強する。それを完璧に頭に詰め込んだ人間からシュミレーションに移れる。だいたいこのシュミレーションまでの時間が早い人間で半年。遅いと一年かかる。それ以上かかる者は他の部署へ異動となる。

進達はそのシュミレーションまでの早くて半年、と言う部分を2ヶ月で終わらせてしまうのだ。




作品名:yamatoへ…Ⅲ 作家名:kei