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yamatoへ…Ⅳ

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翌日休暇日の水田に連れられて進はBの砲術科の詰め所にいた。

  「この子が古代くん。よろしくお願いします」

水田が頭を下げると同時に進も頭を下げた

  「決断してくれてありがとう。私はここのチーフの工藤だ。よろしく頼むな。今日は少し早く
   来てもらったのだがちょっと聞きたい事があってね…」

工藤は今までの訓練の仕方や戦闘機の訓練がどこまで進んでいたのかを水田と進と両方に確認した。そしてこれからの訓練などの打ち合わせを行った。水田は余り口を出さず後ろから見ていた。1時間ほどすると詰め所に人が集まりだして来た

  「工藤さん、私は失礼するわ。古代くん頑張ってね。」
  「水田チーフ今までありがとうございました。これからのご活躍お祈りしております」

進はそう言うと敬礼した

  「水田チーフ、古代くんは私に任せてください。立派な砲手に育て上げます」

工藤からその一言を聞くと水田はにっこり笑って“じゃぁ、”といって詰め所を出て行った。水田の最後の笑みは年上の人に失礼だな、と思いつつ進はかわいいな、と思ってしまった。

















作品名:yamatoへ…Ⅳ 作家名:kei