GANTZ Paradise Lost 田中星人篇
「・・・・は?」
丈一郎を含めた周囲は状況が飲み込めずにポカン、とする。
「出た・・・のか・・・?」
「当たった・・・んだよな・・・?」
「さあ・・・分かんねーけど・・・音しかしなかったし・・・」
族の一人がハンドガンを見て言う。
次の瞬間・・・
・・・ヴィジジジ・・・ヴァジッ・・・・
丈一郎の後頭部にプラズマのような雷球が発生する。
「何だ・・・これだけか・・・?」
「まあ、弾が出ようが出まいが関係ねぇっ!!言いたい放題言ってくれやがって!!!ああ!?ぶっ殺す!!!」
ハンドガンを持った族が丈一郎に殴りかかろうとする。
すると・・・
・・・・・ギョーン・・・・
再び間抜けな銃声が訪れる。
「・・・・何銃向けとんじゃ、ああ!?」
族は丈一郎の胸ぐらを掴んだ。
「ざけんなyおぷっ!」
その瞬間、丈一郎に掴みかかっていた族の頭がパンパンに膨れ上がる。
そして・・・
・・・・ドューン・・・・・・
鈍い破裂音と共に族は崩れ落ちた。
数秒の内に地獄絵図が展開される。
作品名:GANTZ Paradise Lost 田中星人篇 作家名:プラスチッカー