二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
プラスチッカー
プラスチッカー
novelistID. 40819
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

GANTZ Paradise Lost 田中星人篇

INDEX|26ページ/38ページ|

次のページ前のページ
 


キュルキュルキュルキュルキュル・・・・・・

田中星人の顔面の回転がゆっくりと止まった。
しかも止まって欲しくない位置で止まりやがった。























・・・・ちょうど俺の方を向いた位置で。


「・・・・・え?」


・・・・ガシャッ・・・・・キュィィィィン・・・・・


田中星人は俺の方へゆっくりと近づく。


「・・・・・・・お、俺?」


・・・・キュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・


不気味な機械音と共にこちらへ近づいて来やがる。


























・・・・・・・・・・・・・うん、ヤバいね、死亡フラグ直行ルートだね、コレ。



















「・・・・・!!」


俺は右向け右で田中星人とは正反対の方向へ、逃げた。


『ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!!!』


背後から田中星人の鳴き声が聞こえる。
後ろを向くと、案の定、追って来ていやがった。


「ちょちょちょちょちょちょ待て待て待て待て待て待て待待て待て待て待て待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

しかし、田中星人はこちらの事情などお構いなし。
とうとう車の前に追い詰められ、ボンネットに倒れこむ形で身動きが取れなくなる。

『グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!』

そんな俺を田中星人は殴り始めた。
ゴスッゴスッというリズミカルな打撃音が響く。




「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!!!」




背中で受けているため、ダメージはさほど深刻ではないが、結構痛い。

「痛いって!やめろ!!」

お構いなしに殴る。

「おい!!マジで痛いからやめろっつの!!!」

お構いなしに殴る。

「ゴメン!マジで俺が悪かったから!!!マジでやめよ!?な!!??」

お構いなしに殴る。

「おい!?聞こえてんのか!?悪かったって!!!!!!!!」

お構いなしに殴る。

「・・・・・・・・お願い、マジでやめて」

恒例のお構いなし。

「・・・・・・・・おい、やめろ」

恒例のお構いなし。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


・・・・キュゥゥゥゥゥゥゥン・・・・・・・


スーツのボタン状のパーツが青白い光を放ち始める。
それと同時に上半身に多数の筋が浮き出始める。
次の瞬間、
























「痛ってぇぇぇぇなコラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!」


俺は田中星人を殴り飛ばした。