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『36：42：06』

地下駐車場にけたたましい鳥の鳴き声が響く。
次の瞬間、


・・・・ズドーーーーーン・・・


直人と田中星人を車内に残したまま、車は爆発した。
大量の煙が上がり、火災警報器が鳴り響く。

「・・・な、ナオ・・・？」

秀吉はその場にへたり込んだ。
大切な親友が、爆炎の中に消えた。
そして右手からは何かが抽出されてゆく感覚。
見ると秀吉自らも消えかかっていた。

「ナオぉぉぉーーーーーーッッッッ！！！！！！！」

秀吉は恥も外聞も無く叫んだ。
しかし、それは途中で途切れた。