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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第71話

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  澪 「今年の学園祭・・・今年で私達が最後っていうのもあるんだけど、去年亡くなっていったコたちの為にも絶対成功させなきゃって思えるんだ・・・。」

  勇士朗 「澪・・・。」

  作業しながら澪は続ける。

  澪 「今年はそのコ達の鎮魂の為にも歌おうって思ってるんだ・・・勇士朗に助けられた命だから・・・・・生かせてもらった自分達ができる精一杯の事をしたい・・・。」

  勇士朗は澪の固い想いに考えさせられた。ここに至るまでにどれ程の人々が巨大生物災害の犠牲になったのだろうと。確かに闘える力はある。守るべきものを守れる力はある。だが、守りきれなかった命も多々あった。

  そして更にドライアスと魔女の存在・・・・本当に自分は勇者としてやってこれているのかとさえ思えてしまった。

  わずかにネガティブに考えていってしまいそうになったその時、澪が手を止めて勇士朗を見た。

  澪 「本当にありがとう、勇士朗。去年のことを思うとこうしていられるのが嘘みたいだ。」

  勇士朗 「え?」

  澪 「まさかこうして男の子と付き合えてるだなんて夢にも思っていなかったから・・・それもずっと私を好きでいてくれた男の子と・・・。」

  ネガティブな気持ちは一気に吹き飛んだ。絃の張替えが終わると、ベットの上に座って、二人は窓越しに見える夕日を眺める。

  澪 「なんだか、こうしているといい歌詞が浮かんできそうだな・・・それに夕日みてると癒されるんだよなぁ。」

  勇士朗 「そうだよなぁ・・・俺もこういう景色は好きだ。けど、歌詞のイメージは湧いても言葉に表現するのが難しい・・・。」

  澪 「私の場合、一度スランプからでることができたら、どんどん進むんだけどな・・・。」

  勇士朗 「澪なら直ぐに抜け出せるさ。」

  しばらくの間、じっと黄昏の暮れていく空を見続ける二人。その最中、勇士朗と澪はふと顔を合わせた。

  勇士朗&澪 「・・・・!」

  勇士朗と澪の鼓動が高鳴っていく。二人に流れている空気がキスを求めているかのようだった。

  それに呼応するように、至近距離の以心伝心で目を瞑る澪。勇士朗も目を瞑った。ゆっくりと近づく二人の唇。そして二人は夕日に照らされながらゆっくりと、静かにキスを重ねる。

  互いのドキドキの鼓動が響く中、キスを離す。そして、そっと二人はベットに寝転んだ。更に鼓動が高鳴る中で二人は片方の手を重ねあってキスをする。

  勇士朗 (ついに・・・・ここまできたのかっ、俺!!て、てんぱりそう!!!)

  澪 (勇士朗・・・ドキドキが止まらない・・・!!でも、まだ心の準備できてない・・・!!)

  勇士朗は緊張の余りガチガチに力んでしまう。澪も同じだった。ここから先の未知の領域へ行くべきか否か、勇士朗は葛藤する。が、自問自答の後、即答でできない選択を選んだ。

  勇士朗 「澪・・・俺・・・。」

  澪 「勇士朗・・・ごめん、まだ心の準備が・・・。」

  勇士朗 「う、うん、俺もだ・・・って言いたかった・・・だから代わりに今日は全力でハグる・・・!!」

  澪 「ふえ?!あ・・・!もう・・・・勇士朗っ・・・。」

  勇士朗は、言ったとおり澪をぎゅっと抱きしめた。澪は戸惑いながらも勇士朗の背中に腕をゆっくりと回した。初めて異性と抱き合う勇士朗と澪。風が吹き込む部屋で二人の放課後ドキドキ時間が流れた。




  数日後。劇の練習を終えた澪達はいつものように練習していた。勇士朗達は紅茶をすすりながら歌詞を考作する。

  勇士朗と澪はちらちらと顔を赤くしながら互いに目を合わせて意識しあう。昨日のハグし合った余韻がまだ残っているようだった。

  その時だった。ふと窓を見た梓が悲鳴を上げた。

  梓 「きゃああ?!!」

  勇士朗&澪 「??!」

  律 「なんだ?!どうしたんだ・・・・うおおお?!!」

  紬 「アレは何?!!」

  怯える梓の視線先の窓ガラスには異星人が張り付いていた。窓ガラスを割って数体の異星人が侵入する。

    ガシャアアアアン!!

  女子達 「きゃああああ!!!」

  その異星人達の容姿は、人型両生類のような生物で、俗に言う恐竜人間にも酷似していた。勇士朗の中でファイバードが助言する。

  ファイバード (犯罪種族異星人・リティアン星人だ!!!奴らは指先の吸盤でどんな建造物にも這い上がって進入することが出来る!!!)

  勇士朗 (リティアン星人・・・!!!)

  勇士朗達はすぐに立ち上がる。真っ先に光りを放って勇士朗はリティアン星人に突っ込んだ。

  勇士朗 「澪達に手ぇ出すんじゃねぇ!!!」

    ダッ・・・・ドォッガアアアッッ!!!

  飛び蹴りが炸裂し、窓の外へと1体のリティアン星人が吹っ飛ばされる。光たちも一斉に女子達の前に立つ。

  バッと一斉に腕をかざし、ダグコマンダーをスライドさせて、ダグテクターを発動させた。

  光 「唯ちゃん達には指も爪も触れさせないぜ!!!」

  俊 「いくぞっ・・・!!!」

  4人 「トライ・ダグオンッッ!!!」

    キュアアアアアアアアアアッ!!!

  リティアン星人 「*‘〜=〜&%$#!!!」

  梓 「いやあああ!!!」

  ダグオンに変身した4人は一斉にリティアン星人にアタックする。梓に掴みかかろうとしたリティアン星人の面前を一瞬で捕るターボ・シュン。怒りのターボラッシュが炸裂する。

  ターボ・シュン 「でぇやああああっ!!!」

    ドドドォドォドォドォドドドドォオオッッ・・・・・ズドォガァアアアッ!!!

  瞬時にパンチを10発叩き込んだ後に、重い1発でリティアン星人を吹っ飛ばすターボ・シュン。
  リティアン星人は壁を突き破って、外へ頭部から落下し、絶命する。

  アーマー・レン 「砕け散れぇぇっ!!!」

    ディドォドゥルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥ!!!

    ギャドォドォドォドォドォガガァアアアアアンッッ!!!

  ブレスト・レールキャノンの直撃で砕け散るリティアン星人。アーマー・レンの側面からウィング・リョウが、クリスタル・スライサーで斬りかかっていく。

  ウィング・リョウ 「でああああッ!!!」

    ザシュンッ、ズバシャッ、ザダァアアアアアンッッ!!!

  その時、今度は唯が彼らの拉致対象にされてしまう。唯の腕を掴んだリティアン星人にファイヤー・コウが一気に向かう。

  唯 「いやああああ!!連れてかないでぇ・・・!!!」

  ファイヤー・コウ 「だから、触れんじゃねぇええええええっ!!!」

  唯の腕を握っていたリティアン星人の腕を握り締め、ダグテクターのパワーで腕を握り潰す。

    ガシイイイッ・・・・バキグシャッ!!!

  ファイヤー・コウ 「バーニング・ナックルゥウウゥッッ!!!」

    ドォゴバキャカアアアアアアアアアンッッ!!!